
ツイッターを英語学習に使おう:6つの効果的な方法
ツイッターが英語学習に役立つなんて、考えたことはありますか?
ツイートとは、鳥がさえずる音という意味もありますが、ツイッターというソーシャルメディアウェブサイトのことでもあります。
現在、ツイッターのユーザーは3億を超えています。もしまだツイッターを利用していないなら、ぜひ始めてみましょう!
書きながらネイティブスピーカーと会話をしたい方や、実際に現実で使われている英語を学びたい方に、ツイッターは最適です。またツイッターは、世界で起こっていることを知ったり、他の英語学習者と出会ったりする場にもすることができます。
無料で使える上に、人々が使う実際の英語を大量に学ぶことができるのがツイッターの何よりの魅力です。
ぜひ数分間だけ教科書を閉じて、140文字のツイートから英語学習を始めてみましょう。
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ツイッターとは?
ツイッターとは、人同士が短いメッセージをやりとりしたり、シェアしたりすることにフォーカスされたソーシャルメディアウェブサイトです。ツイッターを使えば、新しい人々と出会うこと、話すこと、友達と連絡を取り合うこと、ブログの更新や商品の紹介することなど、あらゆることが可能になるのです。
ツイッター上のほとんどの会話は全員に公開された、誰でも参加することのできるものです。だからこそ、ツイッターは英語の練習ができる、最高の場となるのです。あらゆるトピックに関して、多くの人々を相手に会話をすることができます。
ツイッターには、1つのツイート(メッセージ)の長さに制限があります。各ツイートは、たった140字しか書くことができません。数字や記号、スペースも全て合わせて、文字数を140までに納めなくてはいけないのです。メッセージが短く制限されているからこそ、ツイッター上には、焦点が絞られた会話や、考え、簡潔な情報更新が投稿されるのでしょう。
ツイッターはどんどん進化していますが、今でも140字の制限は変わっていません。そして、ネイティブの人々と会話しながら英語を学ぶことのできる、素晴らしい場であることも。間違えてしまうことや、会話を中断することは気にする必要はありません。誰でもあなたの参加を歓迎してくれるはずです。
もしツイッターのアカウントを持っていないなら、こちらで無料で作ることができます。言語設定を英語にすることを忘れないでください。このステップに従いましょう。これで、ツイッターを開くだけでも英語を学ぶことができますよ。
ツイッターの必須英単語
ツイッターに短い文字制限があることで、利用者たちは想像力を働かせて使い方を考えるようになりました。そして、たくさんの新しい単語や略語が生まれたのです。今では、他のソーシャルメディアサイトでも使われている単語もあります。(ハッシュタグのように)
ツイッターで英語を学ぶ上で、知っておくと便利な単語を挙げましょう。
- Hashtag(ハッシュタグ): これは単語やフレーズに付けられる#マークです。#と単語の間にはスペースを入れません。例えば、ハッシュタグには次のようなものがあります。
- #TGIF — (Thank God It’s Friday) 週末を楽しみにしている人が使います。
- #firstworldproblems — (First-world problems) 新しい携帯がない、などといった贅沢な悩みについて話すときに使われます。
- #learnenglish — 英語学習に関するツイートに使われます。
ハッシュタグは、キーワードなどに使われるため、ツイートを探し出すのが簡単になります。また、イベントや限定したトピックについて話すときにも使うことができます。(会議やスポーツの試合など)
- Tweet(ツイート):名詞として使われるときには、ツイッター上のメッセージのことを指します。例文:Did you see Beyonce’s latest tweet?(ビヨンセの最新のツイート見た?)もしくは、ツイートを投稿するという意味の動詞にもなります。例文:I tweeted a lot today.(今日はたくさんツイートしたよ。)
- DM(ダイレクトメッセージ):他の人が見ることのできないように送る、個人的なメッセージのことです。これは、お互いにフォローし合っているユーザー同士でしか送ることはできません。
- RT(リツイート):リツイートとは、誰かのツイートをシェアして、自分のタイムラインに再投稿することです(自分のフォロワーに対して)。誰かのツイートに同意したときには、リツイートを使うことがあるかもしれませんね。
- Mention(メンション):会話の中に、@Twitter(ユーザー名)を入れて、そのことについて話します。例えば@FluentUEnglish などと使うことができるでしょう。
- Feed(フィード):ツイッターで自分がフォローしている全員のツイートのリストです。
ツイッターを使ったことがなければ、慣れるまでには少し時間がかかるかもしれません。でも、挑戦する価値はあります!もし、母国語でツイッターを使ったことがあるなら、簡単ですね。これからは、英語の学習ツールとしてもツイッターを利用しましょう。
ツイッターから学べることは無限にあります。今回の記事では、英語学習の助けとなる6つのコツをご紹介します。
ツイッターで英語学習をする6つの効果的な方法
1.ツイッターで教育的なアカウントをフォローしよう
ツイッターで英語学習をするためにできるは、英語の教育的なアカウントをフォローすることが何よりも簡単な方法です。英語学習のためのコツや、秘訣、単語を毎日投稿しているツイッターアカウントはたくさんあります。その多くは、ツイッター上ですぐに英語の練習ができるようなツイートをしてくれています。簡単に取り組める上に、直接フィードバックがもらえるので、新しい単語を使う挑戦をするには素晴らしい方法です。
他にも、英語学習者向けの面白いブログをシェアーしている教育的なアカウントもあります。新しい学習方法を探している時や、英語を読む練習をする時間がもっとある時に利用してみましょう。
フォローすると良い教育的なアカウント:
- @EspressoEnglish — 単語の組み立てができるページや、ちょっとした英語レッスンのリンクを毎日シェアーしています。
- @FluentUEnglish — FluentUのEnglish Language and Culture Blog(英語と文化のブログ)に掲載された記事をシェアしています。
- @WoodwardEnglish — 今日の単語と、例文、その使い方をツイートしています。
- @PhraseMix — 日々の英語レッスンと、そのコツのリンクをシェアしています。
- @LearnEnglish と @LearnEnglish_BC — オーストラリアとイギリス英語のイディオム、単語、単語リソースをシェアしています。
ツイッターで、どれかの英語学習アカウントをフォローすれば、自分のタイムラインに英語学習のコツや秘訣が毎日上がってくるようになります。そうなると次は、ツイッター上を整理することが必要になりますね。
2. 英語学習の種類によってツイッターにリストを作ろう
リストを作ることで、ツイッターで自分がフォローしているアカウントを整理することができます。例えば、1つ目のリストには日々の単語をまとめて、2つ目にはブログの投稿をまとめる、といったようにするのです。
リストを作るには、ツイッターのアカウントページにいき、右上にある丸い花のアイコンをクリックして、“Add or remove from lists”(リストから追加・削除)を選びます。自分が必要な分だけ、いくつでもリストを作成でき、それを公開する(この ESL listのように全員にシェアする)ことも、非公開にする(自分専用にする)こともできます。
設定したら、https://twitter.com/[自分のTwitterネーム]/lists([自分のTwitterネーム]には実際のTwitterユーザーネームを入れてください)を検索してみましょう。すべての自分のリストを一度に確認することができます。また、TweetDeckのようなサービスに参加して、様々なリストの列を作成してみましょう。
3.ツイッターでカジュアルな会話をしよう
ツイッターの利点の1つは、どんな会話でもすぐに始められることです。友達を入れて会話を始めたり、他の英語学習者と話したり、ネイティブの人からアドバイスをもらったりすることだってできるのです。
知っていれば役に立つ、カジュアルな会話のハッシュタグがあります。#twinglishを使えば英語の練習ができますし、#grammarhelpを使えば、文法が合っているかどうかを聞くことができます。もしくは、特定のアカウントにツイート(もしくはメンション)してみましょう。教育的なツイッターアカウントを持つ人たちは、英語学習者を喜んで助けてくれるはずです。
もう1つのツイッターの素晴らしい点は、趣味や最近の映画など、自分が興味のあることを見つけて、それについて他の人と話せることです。サーチバーに、興味がある映画のタイトルや、有名人の名前、一般的な趣味などを入力してみましょう。
検索結果は、写真や動画、アカウントなど、色々なカテゴリーで並べ替えることができます。“Top”のセクションには、最近のツイートのなかでもっとも人気の高いものが表示されます。また、“Live”のセクションでは、自分が検索したものに関する最近のツイートを教えてくれます。検索結果は、他の人々が自分が興味があることについて何を話しているのかがわかります。会話に参加することもできるかもしれません。
最後に、Twitterページの左にある、“trending” のリストに注目してください。これは、Twitterでその時に人気のあるハッシュタグです。場所を変更指定なければ、このリストに載っているのは、あなたの現在地で人気のある言葉でしょう。リストが表示している場所を英語圏の街や、国に変更してみてください。トレンドのボックスの一番上にある“change” をクリックすれば、新しい場所を選ぶことができます。
そして、トレンドのトピックやハッシュタグを使って、ツイートを投稿して会話に参加してみましょう。ハッシュタグの意味が分からない時や、どうしてそれが人気なのかを知りたい時にも、それをクリックすれば、他の人たちの書いていることを参考にできます。もしくは、Googleで検索してもいいかもしれませんね。
4.ツイッターで自分の専門分野で専門的な英語の話し合いに参加しよう
ツイッターは、カジュアルな会話だけに向いているわけではありません。自分の専門分野について、他の人と繋がったり、何か学んだりする場としても最適なのです。オンライン上では、カジュアルな言葉が使われていることがほとんどです。でも、ツイッターでニュースをフォローしたり、ブログの投稿や記事を見つけたり、自分の仕事の業界や勉強している専門分野の会話に参加したりすれば、専門的な英語を学ぶことができます。
例えば、ホテルで働くことを目指していたり、その他の接客業に興味があるなら、#hospitality と検索して、興味深い記事を見つけてみましょう。もしくは、いつかはホテルのマネージャーになることを夢見ているなら(もしくはすでにそうであるなら)、#leadershipadvice で指導者へのアドバイスを探してみるといいかもしれません。
ツイッターでハッシュタグを探したり、ハッシュタグを検索してくれるRite Tag のようなサービスを使って、自分の業界のコミュニティーやハッシュタグを見つけてみましょう。
5.ツイッターでネイティブスピーカーや専門家に質問してみよう
ツイッターで誰かに対してツイートすることを恐れる必要はありません。会話こそがツイッターの醍醐味なのです!もちろん、ツイッターを使っている全員が、全てのメッセージに返答している訳ではありませんし、あまりにもたくさんの質問を同じ人にばかりすることは避けたほうがいいかもしれません。
その人が投稿に対して、いくつ返事を返しているのかを見れば、メッセージにどれくらい反応してくれるかを想定することができます。その人のアカウントページにいって、トップページにある “Tweets & Replies”(ツイートと返事)のタブを選択し、確認してみましょう。
英語学習者を快く助けてくれる英語の専門家もいます。以下のアカウントをチェックしてみてください。
- Benny Lewis は Fluent In 3 Months というウェブサイトの設立者です。彼に、勉強のコツや助言、英語学習教材に関する質問などをしてみましょう。
- Terry Fredrickson は、以前はESLの先生でしたが、現在はBangkok Post の英語学習者向けの情報記事に関わっています。彼の投稿した記事を読んだら、自分の意見や質問をぜひシェアしてみてください。喜んで話し合ってくれるでしょう。
- Grammarly は、文法に関することを助けてくれるウェブサイトです。学習教材を見つけたり、文法についての質問に答えたりしてくれます。
返事をもらえるかどうか分からなくても、とにかく聞いてみましょう。例えば、彼らに英語の文法の質問をしてみて、答えてもらえるかどうかは、試してみればいいのです。時には、助けてくれる人のアカウント名を教えてくれるかもしれません。
6.ツイッターで興味のあることを探求しよう
自分の気になることや、興味のあることに関する情報に乗り遅れないためにも、ツイッターを活用しましょう。これがツイッターを使うことの何よりの楽しみであり、やめられない理由かもしれません。ありとあらゆることについて、一緒に話す人を見つけられるからこそ、たくさんの人々がツイッターを利用するのです。
好きなブランドや有名人、コメディアン、俳優、政治家さえもツイッター上で見つかるはずです。きっと地元のカフェだってツイッターを使っているでしょう。ファンと繋がるためのアカウントや、日々の日記や世界に対する考えを載せているアカウントもあります。もしくは、単に楽しいからという理由で利用している人だっているでしょう。
ツイッターは使えば使うほど、どんどん楽しいアカウントが見つかります。興味深いアカウントをここに少しだけ挙げておきます。
- 真実を知ることに興味があるなら、@qikipediaをフォローしましょう。面白いトリビアや真実を投稿しています。
- @Adeleや@katyperryのような、たくさんの有名な歌手がツイッターを利用しています。好きな歌手の、次のライブ情報や写真、考えなどが知りたいと思ったら、その歌手のアカウントをフォローすればいいだけです。
- 公式政府や政府機関もツイッター上で見つけることができます。例えば、アメリカの宇宙機関@NASA や、アメリカの元大統領@BarackObamaのアカウントまであります。
有名人であったとしても、ツイートの多くに文法の間違いや、スペルミスがあることを覚えておいてください。人によっては、フォーマルできっちりしたツイートもありますが(Adeleのツイートのように)、とてもカジュアルなツイートもたくさんあります(Katy Perryのツイートのように)。
ツイッターのように楽しく英語学習をしよう
ツイッターと同じように、リアルでカジュアルな英語学習ができるもう一つの方法がFluentUです。このサイトでは、学校の授業では教えてくれない、実際の日常で使える英語を学ぶことができます。
FluentUでは、ミュージックビデオやコマーシャル、ニュース、面白いトークなど、英語圏で実際に見られている動画を英語の学習用に進化させました。ネイティブの人たちが話す生の英語を学ぶことができるのです。
FluentUでは、英語の動画を簡単に観ることができます。理解できない単語がありますか?そんな時は、FluentUのインタラクティブな字幕を使ってください。単語をクリックするだけで、画像と意味、役立つ例文を見ることができます。
また、FluentUは単に動画が観れるだけではありません。FluentUのサイトは英語を完璧に習得できるように作られています。動画に出てくる単語は、どれでもクイズを使って学ぶことができる上に、各単語に対して複数の例文を提示してくれます。
FluentUの1番のおすすめ機能は、あなたが学んだ単語を記憶してくれるところです。すでに学習した単語を基にして、オススメの例文や動画を教えてくれます。まさにパーソナライズされた、あなただけの英語学習を体験することができるのです。
パソコンやタブレットを使って、FluentUのウェブサイトにアクセスしてみましょう。iTunes storeやGoogle Play storeでFluentUのアプリをダウンロードすれば、いつでもどこでも英語学習が可能になります!
ツイッターを使う時には、自分の中で英語学習のゴールを持ち続けてください。ネイティブの人でも間違えていることを忘れずに。興味が持てて、これで英語学習がしたい思えるツイッターアカウントを見つけましょう。一番大切なことは……楽しむことです!