英語‐豆知識

英語のことがもっとよく分かる!英語にまつわる35の豆知識

あなたは英語という言語に対してちょっと複雑な感情を抱いていませんか?

おもしろい英語の小説にどっぷりハマったかと思えば、ややこしい文法のルールにテキストを放り出しそうになったりして…

分かりますよ。英語とは、美しくて複雑、楽しくもありイライラもする、そんな言語なのです。

とはいえ、だからこそ英語は学習のしがいがあるんです!英語にはまだまだ学ぶべきことがあって、なんだか魅了されてしまうんですよね。

複雑な単語のスペルから、可愛すぎる子猫を見たときの強烈な感情を表現する方法に至るまで、英語のあらゆる側面には独自のストーリーがあるのです。

今回ご紹介するのは、英語にまつわる35のおもしろい事実。驚きの豆知識を読めば、英語のことがもっとよく理解できるようになるはずですよ!

まさか!あなたの知らない英語にまつわる35の豆知識

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驚くべき英語の歴史的事実

1. シェイクスピアは1000以上もの言葉を作った

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ウィリアム・シェイクスピアの名は世界中のほとんど誰もが耳にしたことがあるはず。シェイクスピアは16世紀に生きた著名な詩人・劇作家です。愛を語る十四行詩から、“ロミオとジュリエット”“ハムレット”などの演劇に至るまで、彼が英文学に与えた影響は計り知れません。

実は、シェイクスピアがいなければ、英語という言語自体が違うものになっていたかもしれません。

シェイクスピアはなんと1000以上もの単語を作り出し、自身の作品に取り入れていたのだそう。今日においても、英語のネイティブたちはこれらの単語を日常会話で使っているのです。

そういった単語の例をいくつか見てみましょう。

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Addiction — 心理的に、または身体的に薬物などに依存すること。中毒。

Bedazzled — 素晴らしいものに目がくらむこと。

Cold-blooded — 爬虫類などの生き物や、残酷で無情な人のことを指す表現。

Swagger — 尊大にふるまう、ふんぞり返って歩くこと。

Break the ice — 会話をして緊張をほぐしたり、打ち解けたりすること。

シェイクスピアの作った言葉や表現についてさらに知りたい人は、Mental Floss、 The Intrepid GuideOpen Cultureなどの記事をご覧ください。

2. 英単語のほとんどは、フランス語や古英語を起源としている

1066年のノルマン・コンクエスト以降、イギリスではフランス語が貴族の言葉となりました。一方で、農民や下層階級の人々はゲルマン語派の語彙から成る古英語を使い続けました。

後に、階級をまたぐ結婚により、2つが混じってできた言語、つまり中英語が生まれます。これが現在の英語にずっと近いものとなったのです。

さて、これが現代の英語学習者とどのような関係があるのでしょう?

実は、こういった歴史を知っておくと英語での言葉選びに役立つかもしれません。フランス語から派生した単語はフォーマルで洗練された印象があり、古英語に由来する単語はよりくだけた印象があるのです。

例えば、同じ「始める」という意味のある2つの単語、“commence”と“begin”を見てみましょう。Commenceは少し堅苦しい単語なので、英語のネイティブでもフォーマルな場でしか使いません。

ビジネスシーンではこのように使われます。“The marketing team commenced work on the project.”(マーケティングチームがそのプロジェクトを開始した。)

一方、beginという単語は比較的カジュアルなため、ネイティブスピーカーも日常的に使います。

この2つの単語が、それぞれフランス語と古英語のどちらに語源があるか予想がつきますか?

Commence は、基本的に現在フランス語で使われているcommencer(始める)という単語と同じです。beginの方はと言えば、現在は使われていないゲルマン語のbeginnanという単語を語源をしており、こちらにも同じく「始める」という意味があります。

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英単語のルーツがフランス語なのかゲルマン語なのかが分かれば、いざその単語を使うときにも役に立つかもしれません!このテクニックはFluentUで練習してみてはいかがでしょうか。FluentUは、映画の予告編、ミュージックビデオ、スピーチなどなど、実社会で使われている動画を通して英語を学ぶことができる楽しい英語学習アプリです。各動画にはインタラクティブなキャプションや、フラッシュカード、楽しいクイズなどが盛り沢山なので、ネイティブの話す自然な英語を聴きながらアクティブな学習を行うことができます。

3. アメリカには公用語がない

州によっては英語を公用語として定めているところもありますが、厳密に言えばアメリカには国レベルでの公用語というものがありません。

英語はアメリカで最も一般的に話されている言語であるとはいえ、英語しか聞こえないなんてことはありません。アメリカは多様なバックグラウンドをもった人々で成り立っている国なので、色々な言語が話されているのです。

つまり、もしあなたがアメリカへ旅行したり移住したりすれば、自分の他にも非ネイティブスピーカーがたくさんいるということ。

4. かつては英語にも性別があった

「文法性」といって、名詞に性別がある言語はたくさんあります。例えばスペイン語では、名詞が女性名詞か男性名詞かによって、elとlaの冠詞を使い分けます。

英語にもかつては文法性があったのですが、今はありませんよね“Gender Shifts in the History of English”という本では、英語が時代を経て文法性を失った経緯が説明されています。

英語から文法性がなくなったことによって、英語の勉強は比較的簡単になったのかもしれません。単語を暗記するときに性別を覚えなくて済むのはありがたいですよね!

5. 英語にはラテン文字が使われている

ラテン文字の起源はエトルリア文字にあります。これは世界で最も使われているアルファベットとなりました。

6. 大英帝国とiPhoneは英語がここまで広まった最大の要因である

英語がここまで広まったのはどうしてなのか疑問に思いませんか。その要因はたくさんありますが、中でも最も大きな要因について見てみましょう。

大英帝国とは、およそ15世紀後期から17世紀にかけて、そして1960年代において、世界中に領土や植民地を広げた時代のイギリスのことを指します。この時代には、ヨーロッパ、北アメリカ、アフリカ、西インド諸島などの大部分がイギリスの支配下にありました。

このような巨大な帝国があれば、英語が世界中に広まったのも納得ですよね。

英語が広まった2つ目に大きな理由とは、20世紀におけるアメリカの躍進です。社会、経済、政治の面から見ても、アメリカが世界的に大きな役割を果たしました。

そして最後の要因は、現在の科学や技術の発展は英語圏の国によるものが多いということ。InternetiPhoneなど言葉が英語であることからも分かりますね。

7. 英語にはかつて、26ではなく29のアルファベットがあった

英語のアルファベットの数は、歴史を経て少なくなったのです!

どんな文字が加わったり無くなったりしたのかは、New York Postの記事をご覧ください。

8. 英語は空の公用語

これはつまり、英語は飛行機での公用語だということ

世界のどこを飛んでいたとしても、パイロットや客室乗務員は英語を話せますよね?

9. 英語の難しいスペルはウィリアム・キャクストンという男のせい

いえ、もちろんウィリアムだけを責めることはできません。

英語の長く複雑な歴史を考慮すれば、おかしなスペルを一人の人間だけのせいにすることはできませんね。けれども、歴史を大きく変えてしまった人が何人かいるのも事実です。

中世の写本筆写者たちは、聞こえた通りに言葉を書き記すというたいへんな努力をしていました。しかし、地方によって色々な方言があるため、そのような方法では一貫性がなくなってしまったのです。

そこで登場するのが、印刷業を始めたことで有名な英国人ウィリアム・キャクストン。彼の雇ったフラマン人たちがフラマン語のスペリング方法で英語を綴り、これが英語のスペルの歴史に大きな影響を与えたようです。

さらに、ノア・ウェブスターという人物も忘れてはいけません。辞書の出版を行っていたウェブスターは、アメリカ英語とイギリス英語のスペルの違いに多大な影響を与えたと言われています。

英単語の中には発音とスペルに大きな違いがあるものもありますよね。学習者にとっては残念ですが、複雑なスペルの決まりごとはクリエイティブな方法でマスターしていくしかありません。(まずはこちらの記事を参考にしてみてください)

こんな単語があるって知ってましたか?

いくら英語がボキャブラリー豊富な言語であるとはいえ、こんな単語には驚いてしまうかも?

10. Cute Aggression

ものすごく可愛い何かを、暴力的といってもいいほど抱き締めたい!ということを意味する表現です。ペットの子猫が可愛すぎてギュッと抱き締めたい、なんて時に使ってみてはどうでしょうか。

Your puppy is so adorable that I have cute aggression!
あなたの子犬、可愛すぎて食べちゃいたいくらい!

11. Ze/Hir

ZeやHirは、徐々に市民権を得つつあるジェンダーニュートラルな代名詞。he/him、 she/herなどの性別で使い分ける代名詞とは異なり、性別に関わらず使えるのです。

My friend is so excited that ze is coming to the party later.
私の友達は、後でパーティーに来られることを楽しみにしている。

12. Genderlect

Genderlect とは性別によって異なる話し方のことを指します。

Whether or not men and women speak different genderlects is a subject of recent debate.
性差によって言葉に違いがあるかは、最近議論の的になっている。

13. Heuristic

Heuristicとは、経験によって学んだり身に付けたりしたもののことを意味します。発見的な、経験則の。

The professor applied a heuristic teaching method so that her students would learn by trial and error.
その教授は発見的教授法を採用したから、学生たちはトライアンドエラーで学んでいくだろう。

14. Bardolatry

またまたシェイクスピアの登場です!Bardolatryとは、シェイクスピアを過度に崇拝すること。(シェイクスピアは時に“The Bard”と呼ばれることから)

Shakespeare is still celebrated so much today that Bardolatry is alive and well.
シェイクスピアは今日もなお名高く、その崇拝も健在だ。

15. Boffola

Boffolaとは、大爆笑をかっさらうジョークのこと。

That was the comedian’s best boffola all night!
この芸人にとってあれが今夜一番ウケたたネタだったね!

16. Mouse Potato

couch potato(テレビを見てばかりの人)という表現を聞いたことがありますか?これに倣ってmouse potatoとは、パソコンを使ってばかりの人のことを指します。

Ever since Susan started her online company, she’s been such a mouse potato.
オンラインビジネスを初めて以来、スーザンはすっかりマウスポテトだよ。

17. Snollygoster

Snollygoster とは、無節操でずる賢い人のこと。

The politician is a snollygoster who lies and steals to get what he wants.
そいつは欲しいものを得るために嘘や盗みをはたらく悪徳政治家だ。

18. Petrichor

Petrichor とは、雨が降ったあとの匂いのこと。

 I love the petrichor of a summer thunderstorm.
夏の雷雨の後にする匂いが好き。

英語に関する驚きの統計

19. 新しい英単語は2時間にひとつ辞書に追加されている

オックスフォード英語辞典の編集いわく、推定4000もの新しい英単語が毎年加えられているそうです。

つまり、2時間に1単語という計算になります!

20. 英語を話す人は世界におよそ15億人もいる!

なんと世界の人口の20%です!

このうち6~7億人は非ネイティブです。詳しくは、St George Internationalからご覧ください。

21. 英語にはその他大多数の言語よりもたくさんの単語がある

現在、英語にはおよそ100万もの単語があると言われています。

けれども尻込みする必要はありません。なぜなら…

22. 平均的な英語話者は2万~3万語しか知らない

Twinwordmによるこの統計には驚きですが、英語を学習中の身としては100万語も覚えなくていいと分かって安心ですよね。

100万語も知らなくても、ちゃんと話は通じます。

23. 最もよく使われる英語のアルファベットは“E.”

オックスフォード辞典によると、最もよく使われる英語の文字はEで、最も使われないのはQなのだそう。

さらに言えば、EはQの56倍もよく使われているのです。

24. 最も長い英単語はpneumonoultramicroscopicsilicovolcanoconiosis.

これは医学用語で、砂埃や灰を吸いこむことで起こる肺の疾患を意味します。

25. 非省略形の最も短い文は “I am.”

“A non-elliptical sentence” とは、何も省略されていない文のこと。

例えば、“Go!”(行け!)という命令文の方が短いように思えますが、実はこれも代名詞“you”が抜けている省略形です。したがって、厳密に言えばこの文は “You go!” になり、“I am.” よりも2文字長いことになります。

26. 最古の英単語の中には未だによく使われているものがある

例えば、I, love, black, mother, fire, hand, hearなどの単語。

これらのほとんどの歴史は、西暦900年以前にまで遡るのです。

こういった古い単語についてはDictionary.comでさらに詳しく確認できます。驚く事実があるかもしれませんよ!

27. 最もよく使われる形容詞はgood

情報源によってはまた別の答えを出しているところもあるのですが、たいてい“good”は良く使われる形容詞リストの上位に挙がっています。

Syllable Countではナンバー1ですが、Word Frequency Dataの結果ではother や newなどの形容詞に負けているようですね。

28. 最もよく使われる名詞はtime

オックスフォード英語辞典では、timeを最もよく使われる名詞と定義しています。

2位には person が、続いて year がランクインしています。

29. 現存の言語で最も英語に次回のはフリジア語

フリジア語は、現在ドイツとオランダの3つの小さな地域だけで話されている言語です。

アルファベットの楽しいトリック

30. 2つの英単語を合体させることができる

A portmanteau(混成語)とは、2つの英単語の音をうまくブレンドさせ、2つの意味を合わせて作った新しい英単語のこと。

例えば、“hangry”は、hungry(空腹の)とangry(怒っている)を組み合わせた言葉です。

31. 全てのアルファベットは1つの文に入れることができる

A pangram(パングラム)とは、アルファベットの全ての文字を含んだ文のこと。

とても有名なパングラムはこちら。“The quick brown fox jumps over a lazy dog.”(すばしっこい茶色のギツネが怠け者の犬を飛び越えた)

32. 前から読んでも後ろから読んでも同じ英単語がある

palindrome(回文)は、右から読んでも左から読んでも同じスペルの単語やフレーズのこと。

madam(奥様)はその一例です。

33. 逆さまにしても同じように見える英単語がある

An ambigram (アンビグラム)とは、180度回転させても同じように見える単語のこと。

全て大文字にした “SWIMS”なんかは、その良い例ですね。

34. 同じ文字が同じ数だけ使われている単語やフレーズがある。

An isogram とは、それぞれの文字が同じ数だけ使われている単語やフレーズのこと。

例えば、dialogueという単語には各文字が一度ずつしか使われていません。

35. 英単語を反復して作られた単語

言語学におけるA tautonym (反復名)とは、同じ単語を2度繰り返してできた言葉のこと。reduplication(重複後)と呼ばれることもあります。

よく使われる表現の“so-so”はその最たる例ですね。「まずまず、まあまあ」という意味です。

 

英語についてたくさんの知識が得られたところで、そろそろ英語そのものの勉強に戻るとしましょうか。


Camille Turner(カミール・ターナー)は経験豊富なフリーランスのライター兼ESLの先生

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