英語‐天気‐会話

天気について英語で話すための33の単語とフレーズ

みなさんはどんな天気が好きですか?

雷ひとつをとっても、雷鳴が怖いという人もいれば、稲妻が美しいと感じる人もいるでしょう。

台風や、大雪や、時には雹(ひょう)など、毎年世界中のあちこちで天気が荒れているものです。

だからこそ、天気予報のサイトをパソコンやスマホでブックマークしている人も多いのではないでしょうか。天気に関する最新のニュースを知っておくのはとても大切なことなのです。

今回は、晴れや嵐、その他の色んな天気について英語で話せるようになるために必要なフレーズをご紹介します。

ボキャブラリーの紹介に入る前に、まずはなぜ多くの人にとって天気がホットな話題なのか考えてみましょう。

英語で天気について話せるようになるべき理由

人は天気のことを話すのが大好きだということをご存知でしたか? スーパーのレジの列に並んでいるときにも、パーティーで初対面の人に会った時にも、天気は人との会話を始めるのによく使われる話題なのです。

ビジネスのミーティングなどのフォーマルな場面でも、ちょっとした会話に天気が持ち出されることは少なくありません。

天気について人がこれほど話したがるのは、天気は話題にしやすく、日によっても場所によっても違うものだからなのかもしれません。こういった会話に積極的に参加するためには、天気に関する英語の単語やフレーズをたくさん知っている必要があります。

また、天気に関連する用語を知っておくことは、自分の身を守るためにも大切です。外国の田舎のレストランに行ってウェイターが何気なく “Be careful of that fog when you go over the bridge.”(あの橋を渡るときは霧に気を付けてくださいね)と言ったら、“fog”という単語の意味を知っていてよかったときっと思いますよね!

正しいボキャブラリーを使って英語で天気について話す方法

天気を表現するための形容詞はたくさんあります。中には意味の似ているもの(例:hot と warm)や区別がつきにくいものもあれば、全く意味が異なり(例: rainy と sunny) 覚えやすいものもあります。

こういった用語を覚えるには何度も練習をしなくてはいけませんが、FluentUはそういった学習にもとても役に立つリソースです。 FluentU ではミュージックビデオや映画の予告編、ニュースやモチベーションの上がるトークなどの楽しい動画が見られて、しかもそれらを英語の学習に使うことができます。

FluentUの動画には便利なキャプションが付いているのが特徴です。動画を見ている途中で分からない単語があれば、キャプションをクリックして画像や意味、例文、他の動画での使用例まで確認することができてしまいます。こうして新しい単語を学んだら、FluentUで何度も練習してみてくださいね!

それでは、いろいろな種類の天気について話すためによく使われる表現を順に見ていきましょう。

天気について話すために必要な16のボキャブラリー

Hot / Warm

“hot”という表現が使えるのは、真夏のようにとても気温が高く、暑さが不快に感じるようなときです。一方、“warm”という単語は暖かいという意味なので、気温がそこそこ高いものの耐えられる気温のときに使います。

When the weather is warm, I prefer light clothing like t-shirts.
暖かい天気のときは、Tシャツのような軽い服装の方が好きだ。

Today is so hot that I’ve been sitting under the fan all day.
今日は暑すぎて、一日中ずっと扇風機の下に座っている。

Cold / Cool

“cold”はとても気温が低く、外に出かけるにはコートが必要になる寒さのときに使います。一方、“cool”という単語は気温がそこそこ低く、セーターを着て出かける春先のような涼しい気温のときに使います。

On cool days like today, you should be fine with a light jacket.
今日みたいな涼しい日には、薄いジャケットを着れば大丈夫だ。

Don’t forget your coat; it’s cold outside.
コートを忘れないで。外は寒いから。

Sunny / Rainy

“Sunny”は太陽の出ている晴れの日に使い、“rainy ”は反対に雨の降っている日に使います。

On sunny days, I like to take the kids to the beach.
晴れの日は、子どもを海辺に連れて行くのが好きだ。

Rainy days are the best time to stay home and read a book.
雨の日は家で本を読むのに最適だ。

Clear / Cloudy

“clear”は天気が悪くなりそうにない澄み渡った明るい日に使います。一方、“cloudy”は曇っていて太陽が出ていない日に使いましょう。

Isn’t it great that we’re having such clear days this week?
今週は気持ちの良い天気が続いて最高じゃない?

It looks cloudy; you should bring an umbrella in case it rains.
曇ってるようだ。念のため傘を持っていった方がいいよ。

Dry / Humid

“dry”は雨が降っておらず湿度も高くないカラっとした日に使います。“humid”はジメジメと湿度が高いときに使える単語で、こういった天気の日は汗をかきやすくなります。

Bush fires are common around here when the weather is dry.
山火事は乾燥した天気の日にこのあたりでよく起こる。

The weather’s been so humid lately it’s impossible to go outside without breaking a sweat.
ここのところすごく湿度が高いから、出かけると必ず汗をかく。

Foggy / Misty

これらの形容詞は空気中の水蒸気によって靄がかかり、視界が悪くなるようなときに使います。“fog”(名詞)とは地面の近くにできる濃い霧のことで、向こう側が見えにくくなります。“mist”(名詞)にも霧という意味がありますが、こちらは丘や山の上にできてfogよりも薄いときに使う単語です。

Be sure to turn on your headlights when driving through foggy areas.
霧の出ている所を運転するときはヘッドライトを必ず点灯するように。

It’s misty up in the mountains in the mornings.
朝、山々には薄っすらと霧がかかる。

Gusty / Windy

これらふたつは風に関する形容詞です、“gusty”とは突風が吹くことを指し、“windy”は通常よりも風の強いときに使う表現です。

It’s been gusty all afternoon and my umbrella was blown away.
午後はずっと突風が吹いていて、私の傘が飛ばされた。

As we were walking along the beach, it started to get windy.
ビーチを散歩していたら、風が強くなり始めた。

Thunder / Lightning

この二つは、嵐のときに一緒に使われることの多い表現です。“thunder”とは大きな雷鳴のことで、稲妻は“lightning”と言います。

Whenever there’s thunder and lightning, my dog rushes into the house in fear.
雷の音がしたり空が光ったりすると、いつもうちの犬は怖がって家に駆け込んでくる。

天気について話すための17の質問とフレーズ

コーヒーマシンを使っているときや郵便局で順番を待っているときなどには、隣にいる人と外の天気について軽く会話をすることがあるかもしれません。

ここではそういった場面で使いたい便利なフレーズをご紹介します。

How’s the weather? / What’s it like out there?
天気はどう?/外はどんな感じ?

しばらく外に出ておらず、天気がどうなっているか気になるときに使える質問です。

外へ出かけるか決めかねているなら、中に入ってきたばかりの人にこの質問をしてみましょう。

What’s the temperature like (out there)?
外の気温はどうですか?

この質問は、華氏と摂氏のどちらでも気温を聞きたいときに使えます。たいていの場合はおおよその気温が知りたいときに使われる質問です。

It’s around 30°.
30度くらいだよ。

もちろん、以下のような答え方をしても問題ありません。

It’s really (hot/cold/warm/cool).
すごく(暑い/寒い/暖かい/涼しい)よ。

What’s the weather forecast?
天気予報はどう?

旅行やイベントに行くときなどには、事前に天気を確認しておきたいものです。“forecast”という単語を使って天気予報を尋ねれば、何日も前からどんな天気になりそうか質問することができます。

What a [beautiful] day!
なんて(天気の良い)日だ!

“nice”“gorgeous”など他の形容詞を使って、色々な表現をしてみましょう。

It’s [warm and sunny] outside.
外は(暖かくて晴れている)。

2つ以上の形容詞を使って作るシンプルな表現です・

It’s warm and windy outside.
外は暖かくて風が強い。

“blue skies”は青空、つまり良い天気を意味するフレーズです。

There’s nothing but blue skies outside.
外はスカッと晴れているよ。

We couldn’t ask for [better] weather.
これ以上は望めないほど(良い)天気だね。

こちらは比較級のbetterが使われていて、とても天気が良いからこれ以上に良くはならない、つまり最高の天気だという意味のフレーズです。“nicer”“more beautiful”など、他の形容詞の比較級を使うこともできます。

We couldn’t ask for nicer weather this week!
今週は最高に良い天気だね!

This is the (best/worst) weather we’ve had all [season/week/year]!
この(季節/週/年)で一番(良い/悪い)天気だ!

最高級の形容詞bestが使われているため、天気が最高でこれ以上に良いものはない、という意味になります。他の例はこちら:

This is the most beautiful weather we’ve had all week!
今日は今週で一番良い天気だ!

This is the worst weather we’ve had all spring!
この春で一番最悪な天気だ!

[Awful] weather, isn’t it?
(ひどい)天気だと思わない?

相手に同意を求めるときには、質問文にしてみると変化があっておもしろいかもしれません。“nasty”“terrible”などの類似の単語を使うこともできます。

Nasty weather today, isn’t it?
今日は嫌な天気だね?

It’s [boiling] hot!
(うだるような)暑さだ!

“boiling”という単語はここでは動詞ではなく、どれほど暑いかを強調するために形容詞として使われています。代わりに“extremely”“really”などの副詞を使うこともできます。

It’s [freezing] outside!
外は(凍りそう)だよ!

こちらのシンプルな表現では他にも“pouring”(土砂降り)や、“sizzling”(とても暑い)など、いろいろな動詞に~ingを付けて天気の説明をすることができます。

I can’t believe this [weather]!
この(天気)信じられない!

驚きを表現できるシンプルな文です。“storm”“wind”などの適切な名詞を入れて自由に表現してみましょう。

It’s raining cats and dogs!
雨が土砂降りだ!

こちらは大雨が降っているときに使える人気のイディオムです。猫や犬が降るだなんて、思わず使いたくなりますね。

It looks like [rain].
(雨)になりそうだな。

もうすぐ雨が降りだしそうな天気の時に使えるフレーズです。暗い雲が見えたり、雷の音が聞こえたときに使いましょう。“snow”“a storm”など他の名詞を入れることもできます。

[A storm] seems to be [coming/heading] this way.
(嵐)がこっちに(来ている/向かっている)ようだ。

このフレーズは嵐が来そうな天気のときに使います。別の例文はこちら。

Heavy rain seems to be heading this way.
大雨がこっちにも降りそうだな。

The weather will be warming up soon.
もうすぐ暖かくなるよ。

“warming up”は気温が上がって暖かくなることを意味します。この反対の意味の表現はこちらです。

The weather will be cooling down soon.
もうすぐ涼しい気候になるよ。

It’s expected to be [hotter] than last year.
今年は去年より(暑く)なるそうだ。

“expectied to be”というフレーズは、そうなるだろうと思っているときに使います。比較級の形容詞を使うことによって、今の天気を過去と比べることができます。“colder”(前より寒い)“less windy”(前より風が弱い)などの他の比較級をも使ってみましょう。

 

今回はネイティブスピーカーのように天気について英語で話せるようになる単語やフレーズをたっぷりご紹介しました。このリストで表現に“warm up”して(慣れて)、ぜひ自分の言葉で実践してみてくださいね!

グッドラック!

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