
英語のプレゼンの参考に!:重要な6つのポイント
プレゼンテーションの場に立つ時、ロックスターのようになれたら、と思いませんか。
プレゼンテーションの重要なポイントをご紹介します。英語でプレゼンをする参考にしてみましょう。
自信を持って、落ち着いて、観客の度肝を抜く準備まで完璧。
でもこれは、単なる理想論かもしれません。
実際には(たとえネイティブだとしても)、プレゼンが始まる前は正反対のように感じていることでしょう。
緊張して、人目が気になり、観客が眠ってしまわないか心配なのです。
ほとんどの人がそんな経験があるはずです。学生や専門職の方なら、どこかの時点で口頭でのプレゼンテーションをしなければならないでしょう。実際、ESLのクラスでは、プレゼンの機会が増えるかもしれません。なぜなら、それは先生が学生のスピーキングとライティングのスキルを測るよい方法だからです。
この記事では、英語でのプレゼンを上手にこなすための6つのステップを例文とともに紹介しています。これからの英語のプレゼンで参考になる重要な英語のフレーズやコツ、また練習するためのテクニックなどをお教えします。
これを読めば、ロックスターのように自信を持って英語でプレゼンできるようになりますよ!
最高のプレゼンを英語でする参考にしよう
コミュニケーションの取り方は、国の文化によっても違いますが、英語圏の大学では、よいプレゼンとは何かということに対しての基本的な同意があります。
これからご紹介することは、聴衆に愛される英語のプレゼンの書き方です。そしてさらに、効果的に自分の言いたいことを伝えるために必要なスピーキングスキルとボディーランゲージをお教えします。
Download: This blog post is available as a convenient and portable PDF that you can take anywhere. Click here to get a copy. (Download)
1. 英語でのプレゼンの導入
説得力のあるイントロを考えておくことは非常に重要なことです。導入は、残りのプレゼンすべての調子を決めてしまうのです。聴衆がプレゼンの始めの段階で興味を失ってしまえば、彼らはその後あなたが何を言っても聞くことはないでしょう。
聴衆の興味を引くには、だれもが興味を引くような言葉を使ってみてください。あなたのイントロに魅力があれば、多少の英語のアクセントや発音の間違いなどは気にならなくなるのです。聴衆の興味を上手く引くことができれば、彼らはもっとそのトピックについて学びたくなるはずです。
では、英語のプレゼンの参考として、導入で使えるフレーズやアイデアを紹介します。
- 物語や個人的なエピソードから始めることで、聴衆がプレゼンに親近感をもてるようにしましょう。“When I was a child…”(子どもだったころ…)
- びっくりするような真実や統計について述べよう。“Did you know the U.S. is the only country that…”(アメリカが…で唯一の国だと知っていましたか?)
- 聴衆が何かを想像できるような話、もしくは生き生きとしたシーンの描写をしよう。“Imagine you are sitting on the beach…”(ビーチに座っていると想像してみてください…)
- プレゼンのスクリーンで興味深い写真や動画を見せましょう。
- 自分の紹介をすることで、聴衆はよりリラックスすることができます。何か気の利いたこと紹介をする必要はありません。
“My name is John and I am…”(私の名前はジョンです。私は…)
“I became interested in this topic because…”(このトピックについて興味を持った理由は…)
2. 証拠を使って自分の言いたいことをサポートしよう
英語でエッセイを書いたことのある方なら、自分の命題(エッセイの主題、主張)をサポートするためにリサーチし、統計や事実の提示を必要とした経験があるのではないでしょうか。エッセイと同じように、プレゼンの場合にも聴衆を説得したり、あるトピックを伝えることが必要です。
プレゼンには予備知識や証拠が必要です。誰かを納得させるためには、証拠を使って説得しなければならないのです。「地球温暖化を止めなければなりません。それは悪いことなのです。」と言っても、誰も納得しないでしょう。
英語が母国語でなければ、自分の考えを表現したり、意見を主張したりすることは難しいかもしれません。
何らかの資料からの情報を使ったり、引用したりすれば、プレゼンはより強力になります。(もちろん引用は適切な方法でするようにしましょう。引用と盗用は違います。)リサーチする方法や、証拠の集め方が分からない時は、ノースカロライナ大学のライティングセンターに役立つ情報が載っています。
リサーチが終わったら、自分のトピックについての証拠や事実に特化したセクションやスライドを足しておきましょう。通常はプレゼンの中間部分、自己紹介が終わったあとで結論や結語の前に、それを置いておきます。そうすればあなたのアイデアは論理的になり、ブレゼンも効果的になるでしょう。
3. 説得力のある言葉を使う
議論を説得力のあるものにするために、具体的な証拠は欠かせません。しかし、聴衆を本当に惹きつけるためには、説得力のある話し方をしなければなりません。
皆を惹きつける単語を知りたいですか?Bufferによると、英語でもっとも説得力のある5つの単語は、驚くほどシンプルなものだそうです。
- You(あなた)
- Because(なぜなら)
- Instantly(すぐに)
- New(新しい)
- Free(無料)これは商品を売る時に使われる単語なので、プレゼンにはあまり関係ないかもしれません。
これらの単語を参考に、英語のプレゼンのイントロを考えれば、聴衆はよりあなたの話に引き込まれるはずです。
例えば、説得力のあるスピーチをしたいなら、聴衆に直接話しかけるとより効果的になります。
“To help lessen the effects of global warming, the planet needs you.”
(地球温暖化の影響を弱めるに、地球はあなたを必要としているのです。)
4. 理論的な流れと移行句を使う
英語での会話の流れを完全に見失って、何を話しているのか分からない、そんな経験が英語学習者にはあるはずです。言語の壁がこのような混乱を生んでしまうのです。しかし、英語が流暢に話せたとしても、理論的な流れを無視した形でアイデアや情報が示されると、同じようなことが起こってしまいます。
これはプレゼンについても言えることです。話の順序が非論理的なプレゼンは聴衆を混乱させてしまいます。出来事や考えを順序よく明確に伝えることが重要なのです。導入、内容、そして結論をそれぞれロジカルに、そしてはっきりさせることで、聴衆はあなたの話についてくることができるのです。
英語を学んでいる途中であれば、まだ知らない移行句、フレーズがあるかもしれません。下記は、プレゼンで使える英語の移行句/フレーズの例です。これらのフレーズを参考に英語のプレゼンを組み立ててみましょう。
話の順序を示す一般的な移行句:
- First…(まず始めに…)
- Next…(次に…)
- Then…(そして…)
- In addition/additionally…(加えて/他にも…)
プレゼンが終わりに近づいたら、もうすぐ話が終わるということを聴衆に伝えることが重要です。プレゼンを突然終えてしまっては、聴衆が混乱してしまうかもしれませんし、プレゼンの印象が悪くなってしまうかもしれません。イントロと移行句のように、プレゼンを締めくくる際にも、いろいろなフレーズを使うことができます。
プレゼンを結論づける際のフレーズ:
- To conclude/In conclusion…(結論付けると/結論として…)
- To sum everything up…(すべてをまとめると…)
- Finally…(最後に…)
5. はっきり、自信を持って話す
英語が流暢でなかったり、特有のイントネーションがあったりすると、英語をはっきり話すことに自信を持てないかもしれません。でも、多くの人々の集中力はそんなに長くは続かないのです。ですからプレゼン中、あなたはどうにかして聴衆の興味を引きつづけなければなりません。そのためには、enunciate(はっきりと、大きく、自信を持って話す)ことが何より必要なのです。
ただし、プレゼンの当日に突然このように話せるようになるとは思わないでください。前もって練習しておきましょう。下のポイントを英語のプレゼン練習の参考にしてください。
- 自分の唇、口、舌の動き方に注意する。鏡の前や、友達が見ている前で、単語を何度も発音したり、違った音を出したりしてみましょう。口はどのような形になっていますか?舌が上がったり、動いたりするのはいつですか?それぞれの単語をよりはっきり言うために、その動きをどう変えればいいですか?
- 正しい発音を知るために他の人の英語を聞く。これは友達ともできますし、英語のオーディオを聞いたり、テレビを見たりしてもいいでしょう。
FluentUは、この種のリスニングの練習に非常に役立ちます。プレゼンや感動的なトーク、ニュース映像などの実用的な英語の動画があり、それらすべてが英語学習のために編集されているのです。
FluentUにはたくさんの面白い動画が収録されています。人気のトーク番組、可笑しなCMなど、下の画像を参考にしてください。
FluentUの動画には、インタラクティブな字幕が付いているので、英語の動画を簡単に見ることができます。どの単語でもタップするだけで、その意味やイメージ画像、役に立つ例文を見ることができます。
例えば、”brought”という単語をタップすると、下の画像が出てきます。
FluentUなら、動画に出てくる全ての単語を学ぶことができます。左右にスワイプすれば、学んでいる単語の例文を見ることができます。
FluentUを使って学習する一番の利点はなんでしょうか?FluentUでは、あなたが学習中の単語を記憶し、学習済みの単語を元にして、あなたに合った動画を教えてくれます。
パソコンでFluentUのウェブサイトを開いて、早速始めましょう。iTunesストアや Google PlayストアでFluentUのアプリをダウンロードすれば、さらに便利になりますよ!
- プレゼンの練習している時にそれを録音しよう。こうすることで自分の口がどう動いているか、どのような英語の発音をしているか、より知ることができます。
- はっきり大きくしゃべることに加え、ゆっくり話す練習をすることも重要です。緊張するとどうしても速くなってしまい、それによって聴衆は話を見失ってしまいます。何日かプレゼンを読む練習をし、ゆっくり話せるようになりましょう。
6. アイコンタクトをする
アメリカの社会では、アイコンタクトをとることが重要だとされています。誰かと話している時、目を見ながら話さないことは失礼に当たります。プレゼンでアイコンタクトを避けると(故意でないとしても、恥ずかしいという理由だとしても)、聴衆はフラストレーションが溜まってしまうかもしれません。
特にアメリカでプレゼンをする時は、アイコンタクトをとるように気をつけましょう。下を向きメモを見続けたり、プレゼンのスクリーンをずっと見てしまうと、聴衆に悪い印象を与えてしまうかもしれません。もしくは、つまらなく感じてしまったり、あまり自信がないように見えてしまったりするかもしれません。あなたの自信がなければ、聴衆まで自信がなくなってしまうのです。
参考として、英語でのプレゼンの際のアイコンタクトの取り方のよい例を見てみてください。プレゼン中、左、右、前と、聞いているすべての人とアイコンタクをとろうとしていることが分かるはずです。
ここまで紹介したコツを参考にすれば、英語のプレゼンは素晴らしいものになるでしょう。もしかしたらあなたの先生や教授が、そのプレゼンを他の生徒への手本として使うかもしれませんよ。
おまけにお伝えしたいことは、よいプレゼンを行うために必要なスキルは日常英語でも必要だということです。はっきりと話し、アイコンタクトをとり、アイデアの論理的な流れに気をつけることは、英語で他の人とコミュニケーションとるためにも役立つのです。また、イントロの書き方、魅力的な言葉を使うこと、証拠を提供することなどのテクニックは英語の授業でも使えるでしょう。プレゼンでよい評価を受けつつ、全体的なコミュニケーションのスキルまで上達できるなんて素晴らしいと思いませんか。ぜひ、この記事を参考に、英語のプレゼンをマスターしてください!