
英語で動物と話す方法:言いたくなってしまう、動物の鳴き声17選
ミャオ!ウーフ!チャープ!どの動物の鳴き声か分かりますか? 猫、犬、鳥の鳴き声は全部同じ言語で表されますが、使われる音は、言語によって様々です。一部の動物の鳴き声やそれを表す動詞は、それ以外の意味でも、日常会話で使われることがあります。ですから、面白い新単語の学習に加え、英語での動物の鳴き声を知ることでもっと、新たな自己表現方法も見つかるのです。
Download: This blog post is available as a convenient and portable PDF that you can take anywhere. Click here to get a copy. (Download)
言語によって、同じ動物の鳴き声は異なる?
動物の鳴き声は擬音語、つまり音を真似た単語のかたちをとります。「ポップ」「バス」「ブーム」が擬音語なのは、「ミャオ」「ウーフ」「モー」と同じです。 猫も爆発も、世界中どこでも同じような音がするでしょうが、どう聞き取るかは、その土地によって異なります。例えば、日本語のように「l(エル)」の文字を持たない言語であれば、鶏は「クラック(cluck)」ではなく、「コケ(koke)」と鳴くでしょう。ほとんどの動物の鳴き声は、言語や聞き方にいくらかバリエーションがあるものの、世界中で似通っています。国によって異なる動物の鳴き方に興味のある方は、こちらのページをどうぞ(オンドリのカラスとカエルのしわがれ声には、興味深いバリエーションがあります!)。
動物の鳴き声を知るのが重要なワケ
英語で動物がどう鳴くかを知ったところで、大したことはないように思われるかもしれませんが、文化の一部でもあります。動物の鳴き声は、赤ちゃんが発話する際に、最初に習得するもののひとつです。日常会話で「モー」という単語を使う機会は、さほど多くないかもしれませんが、知っておくことで、ネイティブのように話したり考えたりするのに、ワンステップ近づけるでしょう。概して、動物の鳴き声や擬音語は、普段とは違った耳の使い方を促すため、よりよい発音の仕方を理解するのにも役立ちます。それがどんなに取るに足らなく思えても、英語というものについて知れば知るほど、もっと得意になっていきます!
ヒーホー!英語での動物の面白い鳴き方17選
1. 猫―ミャオ
猫の飼い主なら皆さんご存知かと思いますが、猫は、おねだりする時、ミャオと鳴きます。撫でてもらったりして満足しているなら、ゴロゴロいいます。ちっちゃなエンジンのようにゴロゴロいいますね!満たされていない猫は、もの悲し気に、または大声で鳴きます。もしくは、蛇のようにシューッと音を鳴らします。
2. 犬―ウーフ
その時の気持ちや体格によって様々ですが、犬はよく鳴きます。怒っている犬はうなり、おびえている犬はクンクン鳴き、一部の犬(そしてオオカミ)は遠吠えします。多くの犬はワンワン鳴きますが、小型犬はキャンキャン(yip and yap/yappyな人とは、ぺちゃくちゃたくさん喋る人です)、大型犬はバウバウ。これらはすべて、吠える、と言われます。「ウーフ(woof)」と鳴く犬は、woofingではなくbark(ing)しているわけです。
3. 馬―ネイ
馬の鳴き声を聞いたことがある方なら、描写しがたいのはお分かりでしょう。英語では「ネイ」と書かれ、いななき(whinny)と呼ばれます。「whinny」は馬の鳴き声の別の言い方で、不満を表す単語「whine」に関連しています(事実、子供じみて不満をたくさん漏らす人をそう呼びます)。馬は鼻を鳴らしたり、時折ふんふん言ったりもしますが、これは低いいななきです。
4. やぎ・羊―バア
古典的な子守歌は、やぎや羊の鳴き声に触れます:「バア、バア、黒い羊さんに毛はある?」この牧場の動物はバア(baa)と鳴きますが、馴染みがないのは、通常aが2つ並んだ英単語を目にしないからですね。2つのaは、伸びた音を表現するのに使われています。この鳴き声はbleat(メーと鳴く)と言われます。
5. 豚―オンク
豚の鳴き声は言語によってまちまちで、英語ではオンクと言われます。甲高くキーキー(squeal)と、ハイピッチでいなないたりもします。通常嬉しい時、人間も甲高くキーキー言いますね(例えば、「プレゼントを見て、彼女は喜んで甲高い声を出した」)。「To squeal on someone」は、特に犯罪に関わる場合で、密告する、の意味もあります。例えば、「The robber would have gotten away with the money, but his partner squealed to the police.(強盗がお金を持っていったが、パートナーが警察に密告した)」。豚の他の鳴き声としては、ブーブー鳴く(grunt)があります。何かを物理的に行うのが困難な時に、人間もおそらくgrunt(ぶーぶー不平を言う)でしょう。Gruntは、低階級の労働者・兵隊を指す名前でもあります。Grunt workという言葉は、誰もやりたがらない退屈な仕事を表します。豚から案を得るモノがたくさんありますね!
6. 牛―モー
牛はモーと鳴きます。このいななきを正式には、lowingといって、叫ぶ意味の言葉に由来していますが、実生活で耳にすることは、おそらくまったくないでしょう。「the cow is mooing」で大丈夫です。
7. ロバ—ヒーホー
ロバは、結構ヘンな2つのトーンの鳴き声をします。英語ではこれをbrayingと言い、ヒーホー(hee-haw)と書きます。イギリスでは、アメリカと少し異なりますが;イーヨー(eeyore)です。こちらの方に馴染みありますか?クマのプーさんに出てくる、悲しげなロバの名前ですね。
8. 鶏―クラック
メスの鶏はhenと呼ばれ、コッコッ(clucking )と鳴きます。ひなの鶏はピヨピヨと鳴き、chickと呼ばれます。女性を指す、非常にくだけた、かつ何らか侮辱した言い方でもありますが。他の言語でもかなり上記に似た音とされますが、roosters(オスの鶏)はまた別問題です。
9. オスの鶏―クックドゥードゥルドゥー
オスの鶏が朝に鳴く時、それはcrowingと呼ばれます(カラス(crow))と似ていますが、この場合は動詞になります)。英語では、オスの鶏の鳴き声はクックドゥードゥルドゥーと書かれます。あなたの母国語と比べてどうですか?
10. 鳥―チーチー
あらゆるサイズの鳥の鳴き声は、通常はさえずりとして、よく知られていますね。チーチー鳴いたり、さえずったりします。チッチッ(tweet)、チューチュー(twitter)と鳴いたりもします。鳥のロゴの、あの大人気ソーシャルメディアの名前としてご存知でしょう?もう名前の理由は、わかりますよね。
11. ふくろう―ホー
ふくろうは鳥かもしれませんが、他の鳥とは違った音を出します。事実、飛ぶ際に音を出しすぎないことで知られています。静かなる捕食者(他の動物を食用に捕獲する動物)なんですね。ふくろうの鳴き声は、ホーと言われます。ふくろうや、ワシやタカといった他の捕食者もまた、大声・ハイピッチで叫ぶ=キーキー鳴きます。
12. アヒル・ガチョウ—ガーガー
アヒルとガチョウの鳴き声は同じだと思いますか?英語では非常に異なるものとされます。アヒルはquack、ガチョウはhonk。どちらも、日常の英語で使われます。クルマやトラックも、警音器を鳴らす際にはhonkします。Quackには、偽の医者という意味もあります。
13. 七面鳥―ゴロゴロ
七面鳥が鳴く声をgobbleと言い、速く、がつがつ食べる意味でもあります。つまり、アメリカの休日・サンクスギビングで、彼らが伝統を守り、がつがつ食べる時、「we gobble up turkeys.」というわけです。
14. 蚊―ブンブン
夜中、耳の周りで蚊がブンブンいって、起こされたことはありませんか?蚊・ハエ・蜂のような虫がブンブンいう音を鳴らします。夜中であれば、鳴き声はもっとヒューヒューいいます。すでに対処法を考えてきたように、不満が溜まる音であることは間違いありませんね。
15. コオロギ—チーチー
鳥と同じように、コオロギもチーチーと鳴きます。多くのコオロギがシンフォニーを奏でますね。1匹のコオロギが室内で鳴いていたら、気が狂ってしまうかもしれません。
16. 蛙―ケロケロ
英語では、蛙はガーガー・ケロケロ鳴くとされていますが、これはハリウッドからの恩恵です!ケロケロ(ribbit)は、カエルの鳴き声として認知されている音ですが、実際にこう鳴くのは1種類の蛙だけで、映画に音声というものが加わった際にハリウッドによって広まりました。
17. ライオン―ガオー
ライオンが低い声でうなったり(growl)、大声で鳴いたり(roar)するのを聞いたら、早く逃げてください!その声は「ジャングルの王」、ライオンの鳴き声です。 動物について話す際、どの動詞や鳴き声を使ったらいいか、どんな場合でも、もう判りますよね。日常会話でも役立つ単語も、いくつかありましたね。ネイティブのように話すのにまた一歩、近づいたことでしょう!