
英語のアニメ映画:英語学習におすすめの15選
英語のアニメ映画は好きですか?
好みは人それぞれですが、ディズニーの『アナと雪の女王』は、映画史上もっとも人気のある映画トップテンの1つとなりました。
その物語に何百万もの人々が魅了されているのです。時には映画を観ながら一緒に歌い、その美しい芸術に言葉を失う人もたくさんいるでしょう。『アナと雪の女王』は、子どもたちだけではなく、すべての年代の心を掴んだのです。
他にも、世界中で長年愛されてきた英語のアニメ映画はたくさんあります。世界のどこにいても、ディズニーの映画やキャラクターを一度は目にしたことがあるでしょう。また、多くの人が『トイ・ストーリー』3部作のうちの1つは見たことがあるのではないでしょうか。ドリームワークスの映画も、何か1つくらいは鑑賞したことがあるに違いありません。
英語のアニメ映画は、時代を超えたテーマを扱っているので、世界中の誰もが理解して楽しむことができます。だからこそ英語のアニメを見ることは、英語学習を楽しく、面白くする方法なのです。
アニメは子どもだけのものだと思っていませんか?ここで選んだ15の英語のアニメ映画を見てみて下さい。
なぜアニメで英語を学ぶ必要があるのかって?それは…
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アニメ映画で英語を学ぶ理由
FluentUは、映画を使って英語を学ぶことをおすすめしています!
映画は、ネイティブの人が近くにいなくても、実際に英語が使われている場面を見ることができます。また、どのシーンでも停止したり、戻ったり、繰り返したりできるので、素晴らしい学習教材となるのです。
ではアニメ映画はどうでしょうか?アニメは普通の映画よりも勉強に適していないと思っていませんか。実際はアニメから学べることはたくさんあるのです!
英語学習にアニメが適している理由は…
- 発音とセリフがとてもはっきりしています。
- 声優業(アニメーションなどに声の演出をする職業)は演技の1つなので、感情に起伏があり、話し方にも様々な種類があります。またアニメを通してにバリエージョン豊かな言い回しを聞くこともできます。
- アニメで単語の発音も学べます。
- 他の多くの映画と同じように、アニメには会話や様々な単語が出てきます。全体を通してとにかく言語と触れ合うことができます。
アニメ映画は、特に英語の発音の学びに適しています。なぜならアニメのキャラクターが口をどのように動かすのかを教えてくれるからです。
アニメ映画で英語の口の形を学ぼう
アニメの製作者は、みんなが理解できるくらい本物に近い口の動きをキャラクターにさせなければなりません。もちろん、クリエーターが一生をかけても描ききれないほど完璧に再現することは無理です。でも、それがかえって英語の学習に向いている理由でもあるのです。
アニメのスタイルは一つではありません。あまり線を使わないシンプルなスタイルのアニメ映画もありますし、アニメのモデルに実際の人間を使った非常に精密なアニメ映画もあります。
どのようなアニメ映画を見ているにせよ、共通することが1つあります。それは口の形です。
私たちの口は話している時、それぞれの音を出すために決まった形で動いています。口をどのような形にするかを知っておけば、それが正しい音に繋がります。英語の発音でつまづいているなら、アニメ映画を見てみましょう。キャラクターが話しているのを見るだけでいいのです。彼らの単純化された口の形は、話している時の正しい口の形を的確に教えてくれます。
もちろん、音を出すときに問題となるのは口の形だけではありません(例えば舌や歯の位置など)。でも、まずは正しい口の形から学んでみましょう。
アニメーターが使う、いくつかのシンプルな口の形のリストと説明をこのリンクで見ることができます。
英語を学べるアニメ映画15選:ディズニー、ピクサー、ドリームワークスなど
アニメーションスタジオ(アニメ映画を製作する映画会社)はたくさんありますが、中でも有名なのはドリームワークス、ディズニー、ピクサー(ディズニーの一部)、ワーナー・ブラザース、ソニーです。
これらの巨大なアニメ会社は、それぞれ独自のスタイルとアニメタイプを持っているので、学べることもそれぞれ違ってきます。
ドリームワークス
ドリームワークスは、動物とファンタジーのアニメでよく知られています。人間はあまり出てこないので、人間が話しているところを見て英語を学びたい方は他の映画を見ましょう。でも動物や空想の生き物が話しているのを見ても、人間と同じくらい多くのことを学べます。唇もないような動物が話し出すところを見るのはとても楽しいですよ!
1. “シュレック” (2001)
『シュレック』には、スコットランドやイギリス、アフリカンアメリカンなど、たくさんの種類のイントネーションや方言が出てきます。異なる英語の発音を聞きたいなら、この映画を見るべきです。
2. “ヒックとドラゴン” (2010)
人間が出てくるドリームワークスの映画もあります。この映画でもいくつかのイントネーションを聞くことができます。でも、おすすめする1番の理由は、自然ではっきりとした主人公の声です。この映画は、ドラゴンについての壮大な物語ですが、英会話で使われるようなセリフを学ぶこともできます。
3. “ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!” (2005)
このアニメには、英語を喋らない犬と、クレイジーな機械ばかり作る発明家が出てきます。もちろんウォレスとグルミットのおかしな機械と彼らの冒険もとっても面白いのですが、英語を学んでいるなら、イギリスのアクセントとフレーズに注意しながら見てみましょう。
ディズニー
女王様、家族、友情、そして愛…これらがディズニー映画が扱うメインテーマです。キャッチーな歌も同時に聞くことができます。
ディズニーのクラシック映画(『白雪姫』『シンデレラ』『ライオンキング』など)は美しく、見る価値のある映画です。でも、英語の学習者にとっては、最近のディズニーの映画の方が勉強になるかもしれません。
4. “アナと雪の女王” (2013)
“Let It Go” を聞いたことがある方はたくさんいるでしょう。FluentUのインタラクティブ字幕で「Let It Go」を見た方もいるかもしれません。この歌はもちろん素晴らしいですが、これは楽しい映画のほんの一部に過ぎません。『アナと雪の女王』には、早口のキャラクターが自然な喋り方で楽しい会話をします。ですから早口な英語に慣れたいという方は、このアニメを見るといいでしょう。
5. “塔の上のラプンツェル” (2010)
『塔の上のラプンツェル』の主人公の2人は、普通の社会には属していないため、カジュアルな話し方をします。この映画には、ぜひ学んで欲しい単語が色々出てきます。その1つはトレーラーでも見ることができる、smolderという言葉です。これは、感情がくすぶることを意味します(彼の”smolder”な様子とは彼の“I’m so hot”(イケてる)な様子のことです)。
6. “プリンセスと魔法のキス” (2009)
最近の多くのディズニー映画とは違い、『プリンセスと魔法のキス』は3Dアニメではありません。ディズニーの昔の映画と同じように、平坦なアニメーションを使っているのです。この映画はケイジャン地方(アメリカのルイジアナ州)の美しいアクセントとスラング、文法が特徴的です。
ディズニーピクサー
ピクサーはディズニーの一部です。ディズニー映画がみんなを笑顔にするなら、ピクサーの映画は見る人の感情を揺さぶり、涙を誘います。ピクサーは様々な種類の映画を作っていますが、そのどれもが心温まるものです。キャラクターが生き物でなかったとしても、美しいアニメーションによって、思わず映画に入り込んでしまうことでしょう。飽きることなく、英語の発音や単語など、学びたいことを学べるはずです。
7. “トイ・ストーリー” (1995)
『トイ・ストーリー』は、最近の続編(これも同じくらい愛されていますが)の前に、まずは一番古い作品を見るべきです。色々な過去を持ったおもちゃたちが出てくるので、宇宙やカーボーイ、兵隊やおとぎ話などにまつわる様々な種類のフレーズを聞くことができます。
8. “インサイド・ヘッド” (2015)
『インサイド・ヘッド』は、日常を生きるティーネイジャーの感情を描きます。それぞれの感情の表現方法がユニークで、カジュアルな会話がよく使われます。英会話のスキルを練習したいなら、このアニメから始めてみましょう。
9. “Mr.インクレディブル” (2004)
『Mr.インクレディブル』はスーパーヒーローの映画ですが、ここには家族の会話がたくさん登場します。サイエンス・フィクションと日常会話、そして素晴らしいドイツのアクセントを聞きましょう。
ワーナー・ブラザース・アニメーション
ワーナー・ブラザースは、スーパーヒーローのアニメ映画でよく知られています。バットマンからスーパーマンまで、数え切れないほどのアクションと決めゼリフ(真似してみましょう!)を楽しめます。
10. バットマン (複数年)
バットマンを見れば間違いありません!真夜中に悪と闘う黒い騎士は、多くの映画やテレビ番組でフィーチャーされています。暗い雰囲気の映画を見たいなら、『バットマン:ゴッサムナイト』がおすすめです。
暗い映画があまり好きではないなら、ふざけた『バットマン:ブレイブ&ボールド』はどうでしょうか(おかしなミュージッククリップを見てみてください)。
この映画の会話はバットマンのパンチのように速く、要所を得ています。もっともその言葉遣いは少し不自然でドラマチックなこともあるので注意しましょう。映画に出てくるユニークな単語やフレーズに耳をすませてみてください。
視聴:AmazonやYouTubeでバットマンの映画をたくさん見つけることができます。NetflixやHuluなどの会員サービスで、他のオプションも見てみましょう。
11. “Legoムービー” (2014)
現代のポップカルチャーをどれくらい知っていますか?『LEGO ムービー』には、『バットマン』や『ターミネーター』『スターウォーズ』など他の映画からのキャラクターや引用がたくさん登場します。ただ見て楽しむだけでも十分な映画ですが、アメリカの映画とその文化の知識を試すにはもってこいの映画です。
12. “アイアン・ジャイアント” (1999)
『アイアン・ジャイアント』は、ある少年と宇宙から来た巨大なロボットのクラシックアニメ映画です。少年とロボットは、単純な単語を使って重要なことを説明します。英語の初級者には適した映画でしょう。
ソニー・ピクチャーズ アニメーション
ソニーのアニメ映画は、他の大きなアニメ製作会社よりバリエーションに富んでいます。しかし作品すべてに共通することが2つあります。それは冒険がたくさん出てくることと、ファンタジーの要素が少しあることです。
13. “タンタンの冒険” (2011)
この映画はアニメでしょうか、現実でしょうか?これはその2つを組み合わせたアニメです!たくさんの冒険、イギリスのアクセント、細かい顔の動き(アニメから学ぶ口の形のことを覚えていますか?)、魅力の詰まった作品です。『タンタンの冒険』は、気軽に見るだけでも、本気で英語を勉強するにも適した賑やかで楽しい映画です。
14. “モンスター・ホテル” (2012)
『モンスター・ホテル』では、キャラクターが話す時の顔と口の動きが、普通よりも大きく、誇張して描かれています。英語の正しい音を発音することに行き詰まっていますか?この映画の主人公である男の子と女の子を注意して見てみましょう。モンスターからでも学ぶことができるのです。父親の吸血鬼にはあまり注目しないようにしてくださいね。彼には強いアクセントがあって、人間よりずっと柔軟な口を持っているようですから!
視聴 : Amazon, iTunes, YouTube Premium
15. “くもりときどきミートボール” (2009)
Punsとはダジャレのことで、この映画にはこれがたくさん出てきます(続編にはもっと)!『くもりときどき晴れ』をふざけて、もじったタイトルがすでにダジャレになっているのです。ソニーの他のアニメ映画と同じように、キャラクターは口の動きが豊かで、どのように口を動かせばいいかを見ることができるでしょう。
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さあ、この記事では、15作のおすすめのアニメ映画をご紹介しました。気になる作品はありましたか?英語学習に役立つ英語のアニメ映画はたくさんあります!ペンと紙、ポップコーンを手に、楽しみながら学びましょう!