映画‐英語‐学習

近年公開された14の人気映画で英語を学ぼう!

映画って、なんだかご馳走みたいだと思いませんか。

映画には、まるでコース料理のようにいろんなシーンが出てきます。

映画に味はありませんが、その代わり映像や音を楽しめます。

食べ物が体の栄養になるように、映画はまさに心の栄養ですよね。

誰かと友達になるには食事を共にするのが一番ですが、もしかすると映画は、英語と友達になるのに最適な方法なのかもしれません。

このブログをいつも読んでくださっている方なら、映画が外国語学習に役立つということをよくご存じだと思います。短編映画から古典作品まで、これまでに色々な名作映画についてお伝えしてきました。

そこで今回は、レンタルやストリーミングサービスで観賞できる、近年公開された新しい人気映画をご紹介したいと思います。

話題になった洋画を英語で観れば、新しいボキャブラリーを身に付けたり最近のポップカルチャーのことを知れたりもできるはずです。

また、オンラインディスカッションや言語交換のパートナーと映画についての意見をシェアすることで、ますます英語力を伸ばすことができるでしょう。

それでは、英語の映画を存分に味わってくださいね!

 近年公開された14の人気映画で英語を学ぼう!

おもしろい映画は次から次へと公開されるものですよね。ここでご紹介する作品は手始めにぴったりですが、英語圏の映画について新しい情報が欲しい方は、FluentUの最新動画をご覧ください。FluentUでは、映画の予告編や、その他映画に関する動画など、実社会で使われている動画を通して自分だけの英語学習を行うことができます。

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初級向けの映画

“Despicable Me 3”(邦題:怪盗グルーのミニオン大脱走)

ジャンル:アニメ、アドベンチャー、コメディ

この映画について:The Despicable Me(怪盗グルー)のシリーズは、世界中で大人気のアニメーション映画です。黄色いキャラクターのミニオンたちはこのシリーズでは脇役ですが、その人気ゆえにミニオンを主役とした映画も作られました。

前作までは、グルーというキャラクターは世界一の悪役として登場しています。しかし今回の作品では、グルーがアイデンティティの危機に直面。自分のことがよく分からなくなってしまうのです。

映画の冒頭ではグルーはアンチ悪党の軍団に属していますが、仕事に失敗したためにそのグループを追い出されてしまいます。そんなある日、ミステリアスな双子の弟が悪党になるための助けを求めにグルーの元を訪ねます。

英語学習に役立つ理由:映画の主人公はグルーなのですが、真のスターは彼の養子となった3人の女の子です。末っ子のアグネスは最高にかわいいキャラクターで、セリフが短くて面白いのが特徴。英語を学び始めたばかりの人には、このキャラが良いお手本になってくれるかもしれません。

全体的に見ると、この映画はカジュアルなアメリカ英語を学ぶのに適しています。ただし、キャラクタオーの多くは一般的でないアクセントの英語を話すため、初心者はまずは3姉妹の会話に特化して勉強することをおすすめします。

“Despicable Me 3” は、 Netflixにてご覧いただけます。

 

“The LEGO Batman Movie”(邦題:レゴ バットマン ザ・ムービー)

ジャンル:アニメーション、アクション、コメディ

この映画について:この映画はバットマンのストーリーにひねりを効かせた面白い作品です。大人気のスーパーヒーロー、バットマンはご存知ですよね。この映画では、バットマンが宿敵ジョーカーと対決します。

ジョーカーを一人では倒せないと悟ったバットマンは、ゴッサムシティの仲間たちと手を組みます。さらに、バットマンは思いがけず孤児の男の子を養子にしてしまったことが発覚します。

バットマンはお決まりの問題を抱えていますが、この映画ではそれが深刻ではなく面白いんです。孤独に向き合い、責任や人との関係についてたくさんのことを学んできます。

他のLEGOムービーと同様、この映画も全てがレゴで作られているように見えます。このレゴ効果によって、よりいっそう面白くてユーモラスな作品として楽しめるようになっています。

英語学習に役立つ理由:この映画で使われる英語のほとんどはカジュアルなのですが、アルフレッドなどのキャラクターは、フォーマルなイギリス英語を話します。

アメコミが好きな人や、スーパーヒーローもののファンの人は、きっとこの映画を楽しめるはずです。スーパーマンや、ハーレイ・クイン、キャットウーマン、リドラーなどのスーパーヴィラン、さらにはハリー・ポッターのヴォルデモートまで登場しますよ。

また、この映画を通してアメリカ流のユーモアに触れてみるのも良いでしょう。ジョークがアメリカ独特の感じだなぁとなんとなく気が付きつつも、始めは全く笑えないかもしれません。こういったユーモアには、突拍子もない発言や大げさなアクションなどが用いられることが多いものです。

“The LEGO Batman Movie” は、HBO on Amazonでご覧ください。

“The Boss Baby”(邦題:ボス・ベイビー)

ジャンル:コメディ、アニメーション

この映画について:ティム・テンプルトンは完璧な両親からの愛情をめいっぱい受ける7歳児。しかしある日、その両親が赤ん坊を家に連れてきました。やがてスーツを着たおかしな赤ん坊がその関心を独り占めにし始め、ティムは両親にないがしろにされてしまうのでした。

しかし、この兄弟はライバル関係を忘れ、子犬という脅威に共に立ち向かいます。ボス・ベイビーはティムに、大人たちの注目を奪おうとする子犬たちへの対策について話します。両親からの関心を求めて繰り広げられる面白くてかわいい物語です。

英語学習に役立つ理由:この映画には日常英語とビジネス英語がユニークに入り混じっているのが特徴です。赤ちゃんのボスは会社のマネージャーということになっているので、“closers”(ビジネスの取引を最終決定する人)や“power nap”(パワーナップ)などのビジネス用語を使います。と同時に、ティムやボスたちは、普通の子どもたちのような普通の英語も話すのです。

“The Boss Baby” は、Netflixにてご覧ください。

“Beauty and the Beast”(邦題:美女と野獣)

ジャンル:ファンタジー、おとぎ話

この映画について:ディズニーによってリメイクされてきた昔話です。ハリー・ポッターシリーズでハーマイオニー役を務めたエマ・ワトソンが、主役のベルを演じています。村に住む女の子、ベルの父親が野獣にさらわれます。ベルは野獣の住む城に行き、父の身代わりとして囚われてしまいます。

実はこの野獣は、呪いによって姿を変えられた王子。真実の愛だけが彼を人間の姿に戻すことができます。城の仲間たちの協力によって引き留められたベルは、やがて野獣と恋に落ちます。

英語学習に役立つ理由:昔からあるこの物語は世代から世代へと受け継がれ、世界中の人々によって愛されてきました。登場人物のほとんどはイギリス英語を話します。映画の世界では、イギリス英語は古い時代と結びつけて考えられることが多いのです。

この映画は、クイーンズイングリッシュと呼ばれるフォーマルなイギリス英語を学び始めるのに適しています。また、村人のキャラクターの中には、ロンドンの労働者階級が話すくだけた印象のコックニー訛りの人もいますよ。

“Beauty and the Beast” は、Netflixにてご覧ください。

“Wonder”(邦題:ワンダー 君は太陽)

ジャンル:ファミリードラマ

この映画について:集団の中で目立つことは簡単ではありません。変だと思われないように人との違いを隠そうとしたり、人と仲良くなるために共通点を探したりしますよね。けれども、人との違いを隠せなかったらどうなるのでしょう?この映画では、こういった問いの答えが感動的に描かれています。

この物語の主人公は病気によって顔が変形したオギー少年です。オギーは人に顔のことを気づかれないよういつもヘルメットを被っています。ところが彼が学校に通うようになると、人との違いこそが、人と人を結ぶこともあるのだと知るのです。

英語学習に役立つ理由:この映画では、学校に通う子どもたちと家族とのやり取りに焦点が当てられています。教室にある物の名前を覚えられたり、一般的なアメリカの学校の仕組みや、そこでの会話の様子なども知ることができるでしょう。

大人と子供のコミュニケーションの違いでなにか気が付くことはありませんか。話のトーンや、ボキャブラリー、ペースなどに注目してみてください。

“Wonder” は、Amazon か Google Play にてご覧ください。

“The Son of Bigfoot”

ジャンル:ファンタジー、アニメーション

この映画について:アダムは幼いころに父を亡くした少年です。友達もほとんどおらず、孤独なティーンエイジャーとして育ちました。学校でいじめにあっても、母親に心配をかけないよう楽しいふりをしました。ある日、彼は父親の書いた手紙の山を発見します。なんと父は生きており、両親そろってこの秘密を隠していたことが分かったのです。

父親に会おうと旅に出たアダムは、父親が実はビッグフット(人間の知能をもった巨大な生き物)であると知ることになります。

英語学習に役立つ理由:世界にはいろいろな伝説がありますが、ビッグフットもその一つ。実際に多くの人がビッグフットを探そうとしたほどの人気なので、この映画で扱われているテーマはいつか英会話での話題に上ることがあるかもしれません。この映画には、学校、ジャングル、科学施設など、さまざまな舞台が登場するのも特徴です。

映画の冒頭では、インフォーマルで無礼な学生の言葉が学べます。校長先生などがよく使う “detention” (罰)や “suspended” (停学)などの言葉にも触れられるでしょう。科学用語と一緒にマーケティング用語がたくさん使われるシーンもあります。

初級から中級の学習者におすすめの映画です。

“Son of Bigfoot” は、AmazonGoogle Play 、YouTube Redにてご覧ください。

中級向けの映画

Thor: Ragnarok(邦題:マイティ・ソー バトルロイヤル)

ジャンル:スーパーヒーロー、アクション、神話

この映画について:特殊効果やスーパーヒーロー、アクションシーンや凝ったコスチュームなどがお好きな方にはこの映画がおすすめです。ヒーロー映画でお馴染みのマーベルによるシリーズものの続編で、北欧神話の神、ソーが主人公です。父が死に、姉が街を統治することを知ったソーは久しぶりに生まれの地に帰還します。

ハルクやドクター・ストレンジなどその他有名どころのスーパーヒーローに助けられながら、人々を救うために姉のヘラと戦います。

英語学習に役立つ理由:大多数の有名な映画とは異なり、この映画にはニュージーランド英語(キウィアクセントとも呼ばれる)を話す登場人物がいるのが特徴です。笑えるシーンもたくさんあるため、今どきの英語のユーモア感覚も掴めるかもしれません。

また、この映画を観れば北欧神話や人気のスーパーヒーローに関する知識も得られ、英語話者との会話に役立つはずです。スーパーヒーローの映画は世界中で大人気なので、意見や感想を交換できるオンライングループも見つかるはずですよ。

“Thor: Ragnarok” は Amazon、 Google Play、 YouTube Redでご覧ください。

“The Big Sick”(邦題:ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ)

ジャンル:コメディ

この映画について:愛には問題がつきものですが、典型的なのは「文化の違い」。恋愛関係においてケンカになりやすいのは、文化的背景や、育ち、宗教の違いですよね。この映画ではこういった問題が繊細かつ面白く描かれています。

パキスタン出身のコメディアン、クメイル・ナンジアニは、アメリカの大学生エミリー・ガードナーと恋に落ちます。エミリーが病に倒れ、クメイルは彼女の両親と予想外の絆を育むのでした。

英語学習に役立つ理由:この映画はパキスタン文化とアメリカ文化のコントラストが見られるという点で英語学習者にとってとても有益なはずです。この映画に登場するパキスタン系アメリカ人は、アメリカ文化を学ぼうとしている移民たち。両家族の会話の違いをよく聞いて、ネイティブと非ネイティブの英語のリズム、トーン、ペース、ボキャブラリーに着目してみましょう。

“The Big Sick” は、Amazon Primeにてご覧ください。

“It”(邦題:IT/イット “それ”が見えたら、終わり)

ジャンル:ホラー

この映画について:この映画はスティーブン・キングによる同タイトルの人気小説を基にした作品。子どもたちが何者かによって誘拐される小さな町の話です。大人全員がその真相を知ろうろしないため、子どもたちのグループが調査に乗り出します。そこで分かった真実は身の毛がよだつ恐ろしさ。ピエロが化け物として描かれはじめた初期の作品です。

英語学習に役立つ理由:自然でカジュアルなアメリカ英語を学ぶには最適な映画です。子ども同士の会話からは、普段道端で交わされるようなごく普通の会話を知ることができるはずです。

こちらがその一例です。

“Sure I will not get into trouble, Bill?”
もちろん問題には巻き込まれないだろう、ビル?

“Don’t be a wu-wu-wuss. I’d come with you if I weren’t… dying.”
ここ怖がるなよ。僕が一緒にいくよ…死ななければ。

“You’re not dying!”
死なないさ!

“You didn’t see the v-v-vomit coming out of my nose this morning?”
今朝、僕が鼻からはは吐いたのを見なかった?

こんな会話、日常では聞きたくないですね!しかし、アメリカ英語で話す子どもたちの会話の良い例であることは確かです。“Wuss”とは、「弱虫、臆病者」を意味する(失礼な)単語です。

“It” は Amazon や Google Play でレンタルできます。

“Wonder Woman”(邦題:ワンダー・ウーマン)

ジャンル:アクション、スーパーヒーロー

この映画について:戦士になるべく訓練を積む女性たちの部族、アマゾン族の王女ダイアナ。彼女は外界との接触が断たれた孤島で育てられました。

彼女は島に墜落したパイロットを発見し、外の世界で行われている戦争の話を聞いた彼女は島を出ることを決意。スーパーウーマンとなった彼女は特殊な能力を使って、大戦の終結に尽力します。

英語学習に役立つ理由;英語圏の国々にとって第一次世界大戦は大きな意味をもった戦争ですが、この映画ではその様子が見てとれるかもしれません。

当然、登場人物たちも戦争に関連するボキャブラリーを多用しています。“no man’s land”(いかなる国家にも所有されていない島)や“sniper”(スナイパー、狙撃兵)などがその例です。

“Wonder Woman” は HBO on Amazonからご覧ください。

上級向けの映画

“Logan”(邦題:ローガン)

ジャンル:アクション、スーパーヒーロー

この映画について:両親がスーパーヒーローだったら?きっとすごい人生が待っているはずですよね!けれどもスーパーヒーローの現実は思っているよりも複雑なようです。

映画「ローガン」は人気のキャラクターが父親としての役割を果たそうとする物語。X-MENシリーズのキャラクター、ウルヴァリンは優れた戦士であるローラという少女に出会い、彼女の母の死後、彼女を軍から守ることを約束します。彼はローラの能力が自分のものを同じだと知り、複雑な関係性が生まれます。

英語学習に役立つ理由:この映画の登場人物たちが交わす会話は短くてとてもパワフル。会話のペースは速いものの、上級の学習者には最適の内容です。

さらに、アメリカの文化、地理、話し方などこの映画には注目すべき点が盛り沢山。漫画についての会話が聞けたり、アメリカの様々な光景が見れたり、アメリカの地理が大切な会話のトピックになったりもします。

“Logan” は HBO on Amazonからご覧ください。

“Get Out”(邦題:ゲットアウト)

ジャンル:サイコスリラー、ホラー

この映画について:黒人アメリカ人の写真家クリスは、白人アメリカ人女性のローズと恋人関係にあります。週末にローズの家族の邸宅へと招かれたクリスは、予想もしなかった出来事を経験することになります。

ミステリー、サスペンス、サプライズが核をなすサイコスリラー映画です。

英語学習に役立つ理由:この映画では、家族や恋人同士で交わされるカジュアルで親密な会話を学ぶことができます。スタンダードなアメリカ英語と、アフリカ系アメリカ人の会話の違いも分かるかもしれません。

また、“Get Out”では現代アメリカの人種差別問題や、人種差別の歴史などにも触れることができるはずです。

HBO on Amazonからご覧ください。

“Split”(邦題:スプリット)

ジャンル:サイコホラー

10代の少女3人が誘拐され、監禁されれた。実はその犯人は、23もの顔を持つ人物だった。「多重人格」が取り上げられたユニークな映画です。

映画の筋には、異なる人格同士が互いにどのように影響を与え合い、また他の人間によってどう操作されるのかも絡んできます。最後には、隠れた人格が犯罪者の心を支配し、周りの人間が強力し合って彼を止めようと試みます。

英語学習に役立つ理由:一人の俳優が23もの異なる人格を演じ分けるので、ジェンダーや年齢によって話し方にどのような違いがあるのか聞き比べられます。登場人物は全員アメリカ英語を話しますが、それぞれの話し方の多様な違いを聴き分けてみると、英語という言語の豊かさが感じれられるかもしれません。

“Split”は Amazonで購入できます。

“Loving Vincent”(邦題:ゴッホ 最後の手紙)

ジャンル:アニメーション、伝記

この映画について:フィンセント・ファン・ゴッホは20世紀で最も偉大な画家の一人です。彼の抱えていた問題は根深く、精神病院にも何度も収容されました。

この映画では、ゴッホの最期の日々がアルマンの視点から描かれています。アルマンは、ゴッホと近しかった郵便配達員の息子。自殺の直前、フィンセントは弟テオへの手紙を彼に託し、アルマンは彼の死後その手紙を配達します。手書きアニメーション映画であるこの作品は、ゴッホ自身の作風を真似て製作されました。数々の賞を受賞し、比類なき映画となりました。

英語学習に役立つ理由:その芸術性もさることながら、この映画では色々な英語の違いを聴き比べられるのも特徴です。登場人物の大多数はイギリス訛り、スコティッシュ訛り、アイリッシュ訛りの英語で話します。

これらのアクセントを、他の映画で使われているアメリカ英語と比較してみましょう。

もう一つこの映画の良いところは、“hay”(干し草)、“barn”(納屋)、“field”(野原)など、田舎でよく使われるボキャブラリーを復習できることです。

“Loving Vincent” は、Huluからご覧ください。

 

映画から言語を学ぶときのポイントは、その映画を最低でも2回は観ることです。1回目に観るときは、リラックスして話の筋を楽しんでみてください。

2回目は、短い部分に区切りながら、単語や会話のペース、アクセントなどに集中して観るようにしましょう。

映画を使った学習をぜひ楽しんでみてくださいね!


Dhritiman Ray は、フィクション、詩、ノンフィクションのライターです。専門分野は教育、心理学、ライフスタイル。詳しくはこちらをこちらをご覧ください。

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