
はじめの第一歩:英語でエッセイを書く、手堅いコツ10選
すべてのチャレンジは学びの機会です。
エッセイを書くのが少しオソロシク思える場合は、ライティングスキルを向上させるチャンスだと、簡単に考えましょう。
大丈夫、最初のエッセイに誰も期待していませんよ。2、3、50番目であってもまだまだです!
ただ、書くたびに、新しいことに気づいたか、確認してみればいいのです。そうすることで、能力が上がっていくでしょう。
さらには、独学でやる必要はありません。
英語を勉強しながら、私たちがご紹介する、もっといいエッセイを書く10個のコツを役立てていけばいいのです。
英語でエッセイを書く、カンタンなコツ10選
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1. 言葉の貯金箱を創る
エッセイを書くにあたっての面白いアプローチです。最初に、トピックを選び、命題を書きます。命題とは、エッセイにおけるメインの論点。例えば、トピックが読書なら、命題は「読書でもっと賢くなる」といったかたちになるでしょう。
命題が決まったら、メイントピックについて考え、違う方法でそれを示す言葉を探しましょう。それが終わったら、メイントピックにはさほど近くない言葉へ、そのリストをbranch out (拡げて)いきましょう。
上記の例を挙げると、最初のリストには、「本」「読書」「知的な」、「拡大」リストには「ハリーポッター」「??」「テストスコア」といった言葉、となるかと思います。
このプロセスでを何度も繰り返すことで、語彙が拡がります。書く時にこういった単語を使うことで、エッセイがもっとvibrant(活気のある)になりますよ。
2. レポーターのように振る舞う
何らかのトピックにアサインされたら、命題に対して、可能な選択肢を真摯に探しましょう。質問する。好奇心旺盛になる。書き始める前に質問すればするほど、エッセイに含めるべき情報は増えます。
強みのあるエッセイとは、succinct(短く、要領を得た)に多くの内容をカバーしているものです。レポーター的に情報収集することで、書き始めるにあたり、有益な引用、情報素材、語彙が入手できるでしょう。
例えば、新たなダイエット計画について書くならば、「この計画に最もふさわしい候補は誰か?」「どうやってスタートできるか?」「一番難しいポイントはどこか?」といった質問が考えられるはずです。
3. トピックセンテンスを創る
トピックセンテンスとは、段落の一番最初の文で、その段落全体を要約するものです。これを設定することで、エッセイ書きが順調になりやすくなるでしょう。
「読書でもっと賢くなる」という命題であれば、ある段落のトピックセンテンスは、「新聞で時事にもっとアンテナが向く」になるかもしれません。また、他の段落では「戯曲や古典文学でもっと文化的になる」、など。
今日の作家が直面する、3つの主要な問題について書くとしたら、それぞれの問題を表す完全な3つの文章が書けるでしょう。そしたらそれをとっておき、エッセイを書き始める際、ポイントAで始まりポイントCで終わる、きちんとした構成になるように、トピックセンテンスに触れましょう。
4. 両サイドを論じる
長め、または複雑なエッセイを書かなければいけない場合は、書き始める前に、両サイドからの意見のアウトラインを考えるのが有益でしょう。実際に書く際には、立ち位置を選ぶ必要がありますが、準備段階では、視点を並列したリストが命題を磨くのに役立ちます。
同様に、自分と反対の意見から論じることで、エッセイにおける表現をよりよくする視点に気づくでしょう。トピックについて習得できるだけでなく、エッセイを豊かにする語彙も得られます。
例えば、コーヒーは控えるべきかを論じるエッセイを書いているとしましょう。両サイドから論じるには、反対意見も考慮すべきです。つまり、コーヒーの長所。かたや、中毒になってしまったら、どうやってやめるのか?コーヒーに含まれる酸化防止剤とは?はたして、身体にいいのか?書く前に、コンセプト全体(議論の両側)を考え尽くしましょう。
5. 後ろから読む
正しい文法を使い続けるのは、一流の英語スピーカーにとっても難しいことです。ですから、英語学習中の身であれば、むしろアドバンテージ。ネイティブスピーカーの多くは、最初から正しくない文法で話していたりしますから、ずっとそのようにしてきた弊害を直すのはなかなか難しいものなのです。
つまり、学習中であれば、文法や文章構造の上達に真摯に取り組めばいいのです。自身の文章における文法ミスを見つける方法の1つに、それぞれの文章を後ろから読むことがあります。こうすれば、頭の中で読んで、言葉が響くかが判り、失敗しなくなるでしょう。
全ての時制は正しいですか?(過去形、現在形、未来形など) 複数形について書いている場合、所有格名詞は複数ですか?アポストロフィーは正しい位置にありますか?文章は全部、パンクチュエーションのマーク(ピリオド、?、!)で終わっていますか?テキストを後ろから読めば、文章の流れにとらわれることなく、文法のルールに注目できますね。
6. オンラインの百科事典・辞書を使う
入学試験の勉強する際に、実用的でない多くの単語を学ぶでしょうが、アカデミックなエッセイで使い始める前には、自分のエッセイの文脈でこういった単語がどういう意味を持つのか、きちんと知っておかなくてはいけません。辞書が重宝するケースですね。
百科事典もまた、エッセイ執筆の際の有用なツールです。同義語や、調べている単語と同じ/似ている意味のものを教えてくれます。エッセイのボリュームが増えたり、言葉の力を強くしたりできるので、重要なのです。
例えば、料理について書いているなら、「stir」「add」はたくさん出てきますよね。同じ単語の繰り返しで、読む人は退屈になってしまいます。
「トマトを加えます」「卵を加えます」と言うかわりに、「卵を泡立てます」「トマトをやさしく混ぜ合わせます」といった言い方を、百科事典は教えてくれます。どうでしょう?もっとよく聞こえて、あなたのエッセイに興味を湧かせられるでしょう?
7. 文章をつなげる・わける
エッセイを書き終わったら、読み直して、長過ぎたり冗長に感じる文章を探して、2、3個に分けましょう。
例えば、次の文章は長過ぎて、わかりにくいですね:
If you want to write in another language, you need to practice writing in creative ways, like writing on a blog, writing fun poems or texting a friend who speaks the language you’re learning every day.
(他言語で書きたい場合は、ブログ・愉快な詩を書く、毎日学んでいる言語を話す友人にテキストメッセージを送る、といった、クリエイティブな書き方を練習しないといけません。)
こうしなくても、(「writing」の繰り返しを減らして)2つのわかりやすい文章にできます。
If you want to write in another language, you need to practice in creative ways every day. For example, you could start a blog, create fun poems or text a friend.
(他言語で書きたい場合は、毎日クリエイティブな書き方を練習しないといけません。例えば、ブログ・愉快な詩を書く、友人にテキストメッセージを送る、といったかたちで始められますね。)
反対に、短すぎる文章も見つけましょう。
さらに、互いに非常に似通っている文章も探しましょう。そこにある思考に関連があると感じたら、;(セミコロン)でつなぐことができます。
例えば、以下の文章は非常に関連が強いです:
Learning to write in another language can be really difficult, especially when you’re first getting started. That’s why it helps to practice every day.
(他言語での執筆を学ぶのは非常に難しく、特に、取りかかる時がそうです。だからこそ、毎日の練習が役に立つわけです。)
ですから、このようにも書けるわけです:
Learning to write in another language can be really difficult, especially when you’re first getting started; daily practice is helpful.
(他言語での執筆を学ぶのは非常に難しく、特に、取りかかる時がそうです;毎日の練習が役に立ちますね。)
8. 英語のネイティブスピーカーに編集してもらう
英語が(少なくとも自分より)流暢な友人に出会いましょう。その人にエッセイを編集、繰り返しがちな間違いを指摘してもらいましょう。
よくやりがちな間違いを教えてもらったら、今後エッセイを書く時に、過ちについてもっと注意深く見られるようになるでしょう。文法やスペルミスも指摘してくれるはずです。
英語が流暢な友達がいなければ、lang-8.comを使いましょう。Lang-8 はネイティブスピーカーが文章を直してくれる無料サイトです。代わりに、自分の母国語で書かれた他の文章を直すことになります。
9. 友人と一緒にエッセイを見直して、リライトする
あなたと友人が両方、あなたのエッセイを見直して間違いに印をつけたら、それを全部書き換えます。このステップは重要です。間違えた、と認識するだけでは、今後どのようにそれらを回避していくか、学ぶのに役立ちません。
頭でわかった修正でエッセイを書き直すことで、そのセクションの正しい書き方が自分でわかり、正確な文法・スペリングを憶えられます。こうして、どんどん正確な文章が書けるようになっていきます。
10.オンラインアプリを使う
最後に、文章を向上させられる、素晴らしいオンラインリソースをいくつかご紹介しましょう。例えば、Hemingway Editorは、混乱を招く・冗長な文章がないかについて、自分の文書をチェックできますので、リライトして、わかりやすい文章をつくっていけます。
Essay Punchでは、ライティングスキルの向上に役立つリソース、ツール、サポートが見つかります。Grammar Bookは、適切な文法やスペルを練習できる素晴らしいリソースです。
新しい言語を学ぶことは確かに野心的な(困難な)作業です。学ぶべき細かい事項がたくさんあり、その過程には多くの時間・コミットメントを必要としますが、練習と勉強があれば、向上します。
新しい言語で、魅力的な作家になるにはさらに多くの手間がかかりますが、ここでご紹介したヒントは、そのスタートに役立つでしょう。
願わくば、エッセイ執筆能力の向上に役立つと信じられるヒントを、1つか2つ見つけられたでしょうか。何回も、文章を書いていく中で、ここでご紹介した戦法(または少なくとも1個以上)すべてを使ってみてください。グッドラック!
ロバート・モリスは、カスタムライティングサービス NinjaEssaysのエッセイライターです。ニューヨーク在住で、オンラインチュートリアルに熱心です。