英語学習者に役立つ17の挨拶方法

「hello」「how are you?」といった挨拶方法はすでにご存知かと思いますが、英語スピーカーは、常にこればかりを使っているわけではありません。他にもたくさんの、少し違う意味になる英語の挨拶・表現があります。

そういった挨拶を使えば、もっと自然に聞こえますし、はっきり正確に、自分というものを表現できるようになります。

世界中の人々が挨拶に使っているスラング同様、「hello」「how are you?」以外にもある、フォーマル/インフォーマルな、シンプルな英語の挨拶表現を学んでいきましょう。ESLの生徒でもビジネスのプロフェッショナルでも、使えるものを用意しました。

よく使われる挨拶表現

英語スピーカーは通常くだけた感じで挨拶するので、カジュアルな状況で会う人々と同じように、友人、家族にも以下の会話を使えると思います。

1. Hey/Hey man/Hi

「hello」の代わりに「hey」「hi」とも言えます。両方とも、若い人たちの間で特によく使われています。「hi」があらゆるカジュアルな状況で使える一方、「hey」はすでに知り合いの場合に使われます。見ず知らずの人に「hey」と言えば、その人は、以前にいつあなたに会ったか思い出そうとして、困惑してしまうかもしれません。男性に向けては、「hey」の後に「man」をつけることもできます。若い女性に「hey man」とカジュアルに言う人もいますが、相手をよく知っている場合に限ります。「hey」は必ずしも「hello」の意味ではないことを忘れずに。誰かの関心を惹く際にも使われます。

2. How’s it going? /How are you doing?

「how are you?」のカジュアルな言い方ですね。特に、礼儀正しさを求められる場合には「how are you?」にしておくほうがいいですが、そうでなければ、ほとんど誰にでもこの言い方が使えます。「going」は、だいたい省略されて「go-in」のように聞こえます。話しかけられ方によりますが、「it’s going well」「I’m doing well」などと答えればよいです。実際には、文法的には正しくないですが、ただ「good」という人がほとんどで、そう言っても問題ありません。「how are you?」と同様に、「are you?」と聞き返すことができます。

3. What’s up?/What’s new?/What’s going on?

「how are you?」の、他のくだけた言い方です。以前に会ったことがある人と、カジュアルに挨拶する際に決まって使われます。「nothing」「not much」と答える人がほとんどですね。もしくは、少し話を続けたければ「what about you?」と聞き返す前に、自分の生活での何か新しいこと・面白いことを簡単に話すのもアリですよ。

4. How’s everything ?/How are things?/How’s life?

こちらも、「how are you?」のかわりによく使われます。カジュアルな挨拶の仕方になりますが、多くは、知り合いに対して使われます。「good」「not bad」などが答え方です。再度になりますが、何かもう少し話したほうがよいと思われる際は、自身の生活の面白いことを軽くシェアしてから、「what about you?」、もしくは他の質問で返すこともできます。

5. How’s your day?/How’s your day going?

今その時だけでなく、一日を通してどうだったか=「how are you?」と聞かれています。一日の終わりだったり、よく一緒にいる人だったりに使われます。例えば、ある日の午後に同僚に、毎日夕方スーパーで会うレジの人に、このように聞けますね。「It’s going well」が、文法的に正しい答え方ですが、「fine」「good」「alright」などとシンプルに答える人が多いです。ともあれ、「good」「fine」「not bad」は、どんな挨拶に対してもぴったりな答え方ですので、憶えておくとよいでしょう。

6. Good to see you/Nice to see you

しばらく会っていなかった友達、同僚、家族などに対してのカジュアルな挨拶ですね。特に久しぶりに会って親友とハグするときなどによく使われます。相手との関係にもよりますが、ハグや握手とともに使われることが多い表現です。

7. Long time no see/It’s been a while

特に予想外に相手に出くわした時など、長い間会っていなかった間柄で使われるカジュアルな挨拶です。長い間、とはどのくらいでしょうか?その人に普通はどのくらい会っていたかにもよりますが、例えば、いつもなら毎週会っていたのにここ2、3ヶ月会わなかった人、などがこれにあたります。「how are you?」「how have you been?」「what’s new?」といった質問に続いて言われることが多いでしょう。

仕事上、フォーマルな挨拶

仕事上でフォーマルな挨拶を始めた時、それに対して同僚やビジネスパートナーが、自分にどのように挨拶するかを聴くのがベストです。相手が自分にカジュアルに話してくるまで、相手にカジュアルに話しかけるのは待っておくのがよいです。知り合っていくにつれて、周りが自分にカジュアルな挨拶をし始めるのがわかるでしょう。目上の人にもまた、フォーマルな挨拶は使われます。

8. Good morning/Good afternoon/Good evening

「hello」のフォーマルな言い方で、一日のどの時間かによって使い分けられます。「good night」は「good bye」を言う場合のみに使われますので、夕方に誰かに会った場合は、「good night」より「good evening」と挨拶するように憶えておきましょう。「Good morning」は、単に「morning」と言うと、もっとカジュアルになります。くだけた挨拶では「afternoon」「evening」とも言えますが、さほど多くは使われていません。

9. It’s nice to meet you/Pleased to meet you

フォーマルで、礼儀正しい挨拶です。初めて会った際に言うのであれば、丁重な印象を与えるでしょう。初対面の場合にのみ使われることはお忘れなく。2回目以降に会ったら、「it’s nice to see you again.」と言うことで、相手のことを憶えていると示せますよね。

10. How have you been?

すでに会ったことのある相手にのみ言われる挨拶です。「how have you been?」と聞かれたら、前回会った時から変わりなくやっているかを、相手は知りたいと思っているわけです。

11. How do you do?

非常にフォーマルな言い方で、ほとんど使われませんが、高齢の方には今も一部使われています。正しい返答の仕方は「I’m doing well」ですが、もしくは「how do you do?」とそのまま返答する人もいます…でも、ヘンな感じがしますよね。

挨拶のスラング

スラングでの挨拶は非常にくだけており、よく知った間柄、とても打ち解けている間柄においてのみ使うようにしましょう。多くのスラングは、地域限定であることをお忘れなく。例えば、オーストラリアのスラングは、アメリカではとてもヘンに聴こえます。どこにいる場合でも、その土地のスラングを学ぶ必要がありますが、これからご紹介するのはスタートにふさわしい、よく使われている例です。

12. Yo!

アメリカでよく使われている、非常にカジュアルな挨拶です。1990年代のヒップホップのスラングから来ており、最近では冗談めかして使われることが多いです。とても近しい友人にのみ使ってくださいね。ビジネスシーンにおいては禁物です。

13. Are you OK?/You alright?/Alright mate?

「hello」「how are you」の意味で、イギリスでよく使われています。「yeah, fine」や、単に「alright」などと答えられます。

14. Howdy!

カナダやアメリカの特定の地域で使われる、「how do you do?」を非常にカジュアルに略した言い方です。前述以外の地域で使えば、カウボーイのように聴こえて、笑われてしまうことをお忘れなく。

15. Sup? /Whazzup?

「what’s up?」の省略形で、若者の間でよく使われます。「what’s up?」と聞かれた場合同様、「nothing」「not much」などと答えられます。

16. G’day mate!

「good day」の、オーストラリア版省略です。オーストラリアの挨拶では、「you」の代わりに「ya」がよく使われます。つまり、「how are ya?」は「how are you?」と、「how are ya going?」は基本的に「how’s it going?」「how are you doing?」と同じです。

17. Hiya!

「how are you?」の短縮版で、イギリスの特定の地域で使われていますが、実はこの質問に答える必要はなく、「hey!」などとただ言えばよいです。

こういった新たな挨拶表現を、ぜひ試してみてくださいね。いろんな言い方で挨拶してみることで、あなたの英語がもっと自然に聞こえ、さらに、挨拶することが、楽しく、興味深くなっていくかもしれません。

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